滋賀県立大学・伊田先生との共同研究成果が、Polymer誌で公開されました!
外部の液体とのやり取りを必要とせず、体積をほぼ変えずに温度で硬さを切り替える「リザーバーフリー」のイオンゲルに関する研究です。
下記のリンクから50日間フリーアクセスできます。ご興味のある方は、ぜひご覧ください!
Reservoir-free thermomechanical ion gels enabled by a crosslinked nano… sciencedirect.com/science/ar…
イオン液体は、蒸発しない液体です。この特徴から、水の蒸発による乾燥を避けられる溶媒として、刺激応答性ゲルの研究でも注目されてきました。
ただ、液体が蒸発しなくても、ゲルが刺激に応じて膨らんだり縮んだりするには、周囲との液体の出し入れが必要です。つまり、従来の膨潤・収縮を利用する設計では、外部の「液体とそれを入れておく容器(リザーバー)」が必要で、ゲル単体で機能させるには制約がありました。
そこで今回は、温度応答性高分子PNIPAAmからなるナノサイズの架橋ドメイン(ナノイオンゲル)を、マクロなイオンゲルの内部に組み込みました。加熱すると、このドメインが硬いガラス状の状態から軟らかいゴム状の状態へと変わり、ゲル全体も軟らかくなります。冷やすと再び硬くなります。
この変化はゲル内部で完結するため、外部との液体の出し入れや、大きな体積変化を必要としません。実際に、外部に液体やリザーバーを用いない開放条件で、数分程度での応答と繰り返し動作を確認しました。さらに溶媒の出入りが極小領域で完結するので、イオン液体のその高い粘度にもかかわらず迅速な応答が実現できました。
イオン液体の「蒸発しない」という特徴に、伊田先生らの独自技術である、ゲルの内部にナノ構造を配置するという戦略を組み合わせることで、単体で硬さを切り替えられる「リザーバーフリー」の自律性のイオンゲルを実現しました。
上木岳士 retweeted
Happy to announce that our latest paper has been published in Polymer!! Reservoir-free thermomechanical ion gels. Collaborative work with Dr. Ueki,NIMS @Ueki_Lab et al.!!
kwnsfk27.r.eu-west-1.awstrac…
上木岳士 retweeted
新しい論文がPolymerに掲載されました!リザーバーフリーで温度変化に応答して何度も繰り返し力学特性を変化させるイオンゲルです。NIMSの上木岳士先生 @Ueki_Lab との共同研究成果です!下記リンクから無料で閲覧&ダウンロード可能ですのでぜひご覧ください!!
kwnsfk27.r.eu-west-1.awstrac…
これは面白いと思いました。
狙ったHansen溶解度パラメータに近づく混合溶媒の種類と比率を逆算するツール(solv predというらしい)も公開されていてかなり気合が入っています。
高分子の研究だと溶媒選択の経験が研究室や個人の中にかなり蓄積されていたりして。「このポリマーには、あの溶媒を少し加えるとうまくいく」みたいな。そんな知識を次の系でも検証できる形にするっていうのは思いついても、なかなかやらない仕事ですね。
化学の問題を、将来の機械学習や自動実験に扱いやすい形に整えていく雰囲気があります。
混合溶媒の探索、もう勘に頼らなくていいかも!
狙った物性から最適比率を逆算するツール「SolvPred」の論文
🧪 17万通りの組み合わせから有望な7通りを抽出
📈 反応温度を下げつつ収率5倍向上(16%→71%)
💰 溶媒コストは97%削減
実験室の計量誤差や沸点・相溶性も考慮
doi.org/10.1021/acs.jcim.6c0…
上木岳士 retweeted
🔬 PhD positions in electron microscopy × chemistry at NIMS, Japan (Apr 2027)
Atomic-resolution TEM of molecules
💴 ~200k JPY/month stipend
🎓 PhD from Kyushu Univ.
⏰ Deadline: Nov 12
Master’s required. DM me before applying!
🔁 RTs appreciated!
nims.go.jp/kyushu/en/junior/…
#PhD
上木岳士 retweeted
全日程終えて帰り道です。面白い結果もいっぱい出たし、いろんな方にも会えてめちゃくちゃ楽しい1週間でした!
NIMSに掲げてあるこの言葉が好きなんですが、まさにたくさん会話・議論できる機会でしたし、学生さんたちにも実りがあったはず!
上木さんはじめ、皆様ありがとうございました! @Ueki_Lab
ちなみに今回のカバーは、chat-GPTにカバーのイメージを伝え、Manusで描画させるためのスクリプトを作成。それをManusに投げ込んで添付の原案を作りました。数分で、最終版にもかなり近いイメージができました。
一方、今回の表紙作成ではSpringer Natureのジャーナルポリシーを踏まえ、この原案を研究用CG制作会社に渡して、イメージを元に、人の手で制作して頂きました。制作期間は3週間、費用は約10万円でした。
生成AIでの原案作成は(月額は払っているものの)追加費用無く数分。業者による制作には、相談や調整も含めた時間と費用がかかります。出版社の方針の趣旨は理解していますし、制作会社の片にもこちらの相談に丁寧に応じて頂きました。
それでもここまで具体的な原案を自分たちで短時間に作れるようになると、業者さんに何をお願いし、どこに価値を求めるのかも変わっていきそうです。研究者と生成AI、そして制作の専門家との付き合い方。これから色々考えていくことになりそうだな、と感じた経験でした。
そういえば英文校閲とかもここ数年、頼まなくなったなぁ。。。
「科研費のおかげです」 ノーベル賞の硤合さん、関文科相と電話
mainichi.jp/articles/2026100…
ちなみに今回のカバーは、chat-GPTにカバーのイメージを伝え、Manusで描画させるためのスクリプトを作成。それをManusに投げ込んで添付の原案を作りました。数分で、最終版にもかなり近いイメージができました。
一方、今回の表紙作成ではSpringer Natureのジャーナルポリシーを踏まえ、この原案を研究用CG制作会社に渡して、イメージを元に、人の手で制作して頂きました。制作期間は3週間、費用は約10万円でした。
生成AIでの原案作成は(月額は払っているものの)追加費用無く数分。業者による制作には、相談や調整も含めた時間と費用がかかります。出版社の方針の趣旨は理解していますし、制作会社の片にもこちらの相談に丁寧に応じて頂きました。
それでもここまで具体的な原案を自分たちで短時間に作れるようになると、業者さんに何をお願いし、どこに価値を求めるのかも変わっていきそうです。研究者と生成AI、そして制作の専門家との付き合い方。これから色々考えていくことになりそうだな、と感じた経験でした。
そういえば英文校閲とかもここ数年、頼まなくなったなぁ。。。
上木岳士 retweeted
つくばに来ています!学生さんたちにはNIMSの上木さん&玉手さんとの共同研究実験を進めてもらっていて、面白そうな結果や新しい種が出そうで楽しいし、それを学生たちも感じてくれてるといいなー。また、学生時代の後輩である日比さんとも会えて、楽しいディスカッションもできました。
上木岳士 retweeted
当研究室では、助教を1名公募しています!
生体分子や生体関連高分子の設計・機能の開拓に、一緒に取り組んでいただける方を募集しています。専門分野は広く考えています。
応募締切は11/6です。ご関心のある方は、ぜひ詳細をご覧いただき、ご応募ください!
jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJo…
上木岳士 retweeted
溶液レオロジー、多分散系、コロイド/ゲル懸濁液などに強いポスドクあるいは特任助教を雇用したいです。
興味ある方はぜひ、お声掛けください。
CRESTのゆらぎ材料にて「多分散性設計によるソフト材料の構造ゆらぎ制御と機能創発」というテーマで採択して頂きました。
@group_saitoh 齊藤さん、トヨタ中研の横田さん、筑波大の小林さんらと新しい研究を展開するのが楽しみです!





















