美味しいものが好きです。美味しくないものも好きです。

Joined February 2022
味しみの話、いろんな認知があって面白いですね。 昔、真空袋に調味液と肉を入れて低温加熱して数時間後、冷蔵庫に入れてる料理人がいまして。 え?この後お客様に出すんじゃないの?なんで冷蔵庫に?って聞いたら 「冷やさないと味が入らないから」って。 すぐ出すんならそのまま60度ぐらいでキープしてオーダー時にカットして出したほうが味もしみてるし食感もいいのに。一度冷やしてしまうと、せっかくの肉が収縮して肉汁が大幅にロスしてしまうのに。 これが誤解による弊害。 昔、某カレー屋さんが 「テンパリングでスパイスの香りを油に移す」 というところを正確に理解してなかったがゆえに テンパリングした後は一般のお客様の食べるのに邪魔になるからとホールスパイスを取り除いてから炒めて煮込んでカレーを作ってました。香りは油に移ってるからという理由で。 これが誤解の弊害。 まあほとんどの人はホールスパイスを取り除かないでしょうから、別に正確に理解しなくても何の問題もないんですけどね。 ともかく、正確に知ろうとすることは(正確に理解できてるとは言ってない)、新しい知恵や効率化や改善にはとても有効なことだと思ってます。
料理の誤解されている通説シリーズ。 「味は冷める時に入る」 これ、「冷める過程が最も味が肉や野菜に染み込んでいく」と理解してる人がいたら、それ間違いです。 味が一番染み込むのは熱い時。 冷ましながら味を入れるというのはそれが時間的労力的に効率がいいからという話なんですよね。
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クセが強い食材、例えば肉魚や内臓部分を下茹でする国は色々あると思うんですけど、そのままでも美味しく食べられる野菜やきのこにまで湯通しする国って、あまり聞いたことがないんです。なければオンリーワンの特徴になるし、あれば比較ができて面白い。どちらであっても勝ち確定。
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昔ながらの和食の特徴に「油をあまり使わず煮物や蒸し物が多くなりがち」というのがあると思うんですけど、そういう特徴をもった国って他にどこがあるんだろう? あるとは思うんですけど知らないんです。もしあれば比較ができて大変に大変に面白いんですけどね。
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戦前に流行ったようなレトロ洋食の作り方を教えて頂いたことがあるのだが、今の洋食とは作り方が違い和食に近いものを感じた。油の使用量が少なかったり、玉ねぎの炒め方が浅かったり、ブイヨンが薄いものだったり。 今も古い洋食は食べられるけど「なんか違うな」と思ったらそういうことだったのかと
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とりあえずなんでも軽く湯通ししておけばスッキリした味になります。 大根、里芋、魚は有名ですけど、薄味の鍋に使うような食材は湯通しで結構変わります。面倒ですし見た目も悪いので普通やらないですけどね。きのことかネギって実はクセが強かったりするので、それだけやっておくのもおすすめ。
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味や油が濃い料理は、むしろ味を重ねた方が美味しい場合が多いので湯通しする食材はクセが強いものに限られます。前述の鍋は、昆布と水(+少々の調味料)で炊いてポン酢で食べるようなやつです。ふろふき大根みたいな薄味の煮物も同様です。
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昔会社で豚の角煮を和食技法と洋食技法で作り比べたことがある。そうすると全く同じ食材、調味料でも驚くほど味が違う。ちゃんと和食は和食、洋食は洋食になる。 どちらが良い悪いではなく、その日の気分によって作り分けられるようになれるといいかなと。
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和食は脂身部分だけを焼き付けてお湯で洗う。2回下茹でした後に調味液で煮る。脂やアクは徹底除去。 洋食は肉の全面に焼き目を入れた後に煮る。ある程度柔らかくなったら調味料を入れる。アクは除去。脂は途中から取るのをやめる。 食べるのが若者なら洋食、和牛で胸焼けするお年頃なら和食が良さそう
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あーーー、めっちゃわかる。捨てないと濁るんだ。もったいないと思いながらいつも捨ててます。 個人的には和食の特徴というか真髄だと思っています。他の国の料理ではあまりやらない印象で、引き算の料理と言われる理由の一つと思っています(例外はあります)。
やっぱり和食って素材の味を活かし切ろうとするより、素材の味を適切に捨てた方が美味いと思うんだよなぁ… と大根からめっちゃ大根の味がする煮込み食べてて思った。 味噌煮込みならこの方が美味いんだけどね…
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素材の味を生かすと臭くなったりエグくなったりとか、ザラにあります。それを捨てるのが和食。味や香りを重ねて目立たなくするor美味しさに昇華させるのが他国のスタンダードの印象です。
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日本人たぬきが アメリカの豪快なBBQや 韓国の多彩なおかずや その他様々な国のご当地料理を見せていただくとき 高確率で 炊きたての白米に合うかどうかを 考えている
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「料理は科学」と言いますけどこの言葉は曖昧過ぎます。 「料理は科学原理に基づいて変化するんだから料理で商売する人は理解しないとダメ」とか 「料理の意味や美味しさの秘密は現在ごく一部が科学的に説明できる。今後も解明していけば応用範囲が広がるし、最適条件も見つかりやすい」ならわかる。
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きゅうりっていろんな味付けや調理をして食べますけど、なんだかんだ言って金山寺味噌をつけて丸かじりするのが一番好きだったりもする。 なんというか、料理が上手くなるほど家では調理が減っているかもしれない。自分だけで食うのなら、野菜切って塩するだけとか、葉物茹でて味付け無しとか普通だし
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料理に科学を適用しようと単純化しても、まあまあ複雑な系なのでスッキリ「原因はこれ、現象はこれ」と説明できる例は多くない気がします。完全な半透膜は無くとも中途半端な半透膜はあったりして。科学で説明できる範囲は今のところごく一部。突っ込みどころが多いのであまり言い切らない方が良いかと
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まああの件は浸透圧原因の脱水現象がメイン。他にも小さな現象はあるかも。中に塩が入るのはたぶん拡散。完全な半透膜ではないので水以外も色々出てくるし塩も入る。って感じでしょうか。
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農薬は危険なので農家が自分で食べるものには使わない、なんて嘘だらけ都市伝説がありますが食品添加物はどうか。 私は添加物を使いますけど普通に食べます。むしろ無添加を警戒します。「制菌できてる?」「油脂の光劣化酸化劣化対策なくない?」とかザラにあります。無添加の方が買いづらいのが本当
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「科学的に正しいかどうか」と「美味しいかどうか」は全く別のこと。調理科学って美味しいものを作るための一つの道具にすぎないことを忘れないようにしたいと思っています。
誤解されているんだけど、誤解されている通りにやると美味しくなる通説が多くて「ま、しゃあねぇか」となるのが料理の面白いところでもあります(笑)。
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道具にしては時に超強力なので、邪険にするとあまりよろしくない感じでしょうかね。
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