Pinned Tweet
私が16年前に撮った Supercellの「君の知らない物語」のMVが、昨夜七夕に公開されました。
「発狂する唇」を見て引いていた女子生徒が「カラオケで見て大好きだったんです!」と言ってくれたのが嬉しかったです。
supercell - 君の知らない物語 youtu.be/jpV5jeFlt_E?si=5dFs… @YouTubeより
映画大学、合同制作の撮影も終盤来て雨でスケジュールが延期のまた延期に。今日も撮影は中止で午後から残りの3日間を如何に纏めるかの会議に立ち会い。その後ニューラッシュ見てから別の班のリハーサルに立ち会い。その班のニューラッシュ。
そうだ、自分の35ミリ映画デビュー作(作ではないが)「誘惑者」の予告の監督だった。ロマンポルノ末期の予告編集も手伝ったが、あれはあくまで日活社員助監督さんたちのヘルプだった。あの予告は「シネスイッチ銀座」だけでしか流れないレアなものではあったけど。
長崎俊一監督の「誘惑車」の封切りがシネスイッチ銀座だった。
日活ロマンポルノ時代の「レズビアン蜜の味」時代から、脚本作りを手伝い5年の歳月をかけて完成させた映画だっただけに、思い入れが深く、チケットを売捌いては、配給会社からフリーパスを貰って毎日シネスイッチに毎晩通って接客した。監督からは客の入りを見てきてとも言われたが、残念ながらあまり集客は出来なかった。そして予定の上映日程を終えると延長せず静かに公開を終えた。
次回上映作が「ニューシネマパラダイス」で大ヒット。死ぬほどこの映画の予告編は見た。なんだか悔しかったなあ。そんな想い出の映画館。お疲れ様でした。シネコンではない「映画館」がまた一つなくなるのは寂しい。
シネスイッチ銀座、71年の歴史に幕 最終上映後に拍手、映画ファン名残惜しむ(オリコン)
#Yahooニュース
news.yahoo.co.jp/articles/eb…
黒沢スタジオの大火事。倉庫が焼けて随分と機材が焼けたらしい。原因はバッテリーからの火災だという。デジタル撮影が増えたこと、照明機材がLEDになってゼネレーターで発電しなくてもバッテリーで対応出来ようになり、撮影機材用バッテリーの充電。というのが重要かつ増えてきた。
そして、大概は撮影終わってから、次の朝までに充電することが多いのではないかと思う。
イタリアの「第26回トリエステ・サイエンス+フィクション映画祭」
11月6日に『発狂する唇』と『血を吸う宇宙』のミッドナイトダブルビル上映!
sciencefictionfestival.org/e…
映画大学で一緒に講師をやっていた萩生田宏治監督が急逝された。亡くなる2日くらい前まで、白山校舎で会って話をしていたので、一報を聞いた時は信じられなかった。
同じ脚本を学生スタッフで競作したこともあった。
最近萩生田さんは、会う度に「佐々木さん癌の方はもう大丈夫なんですか?」と聞いてきた。最後に会った時もそんな会話をしたと思う。今でもその声が耳に残る。癌サバイバーの自分が生き残り、いつも元気だった萩生田さんが先に亡くなってしまうのは理不尽なものを感じる。そしてやはり神などいないなと思う。いたらあんなに学生に好かれ、いい先生だった萩生田さんを先に死なせたりはしないだろう。
あれからロケにばかり出ていて学校に戻ってはいないが、教員控室に行くと、萩生田さんが白い歯を見せて「佐々木さん、3年はどうですか!?身体の方は大丈夫なんですか?」と笑いながら聞いてくる気がする。それを思うと寂しくて教員控室に行くのが躊躇われる。
死因は脳出血だったそうだ。朝に散歩なのか、ジョギングなのか(萩生田さんはマラソンやっていた)路上で倒れて病院へ搬送されそのまま亡くなったとか。
青山もそうだが、歳下の仲間が亡くなっていくのはとても胸が痛む。
今日は朝から武蔵新城商店街でロケ。ここは去年も撮影させてもらった場所で、撮影に協力的なので助かる。時間制限はないが、午後から歩行者天国イベントがあるので午前中に撮り終えないといけない約束になっていた。ところが、行ってカット数を聞くと17カット。そんなに割るシーンでもない。あまり介入したくはなかったが、制作部の学生たちが頭を抱えてるのでもう一度芝居を返しながら半分以下にカットを減らす。カット割りが無駄に多くなる原因は編集点をシビアに見てないから。そろそろ編集も考えて芝居を見て行こうと指導。
カメラポジションは任せ、現場を後に。
前から入ろうと思っていた、昔ながらの「喫茶店」に入る。商店街の2階にある喫茶店。窓から撮影現場も見下ろせる席に陣取って、久々に喫茶店のスバゲティミートソースを食べる。茹でたスパゲティを取り置きして注文が来るとフライパンで炒め、ミートソースをかけるだけのスパゲティ。パスタなんて言葉がなかった時代、僕らが食べていたのはナポリタンとミートソースだけだった。今日食べたミートソーススパゲティは、予想を全く裏切らない、昭和のイメージ通りの味。アル・デンテなんて程遠い柔らかい麺と、業務用のソースで作ったミートソースがよく麺に絡む。これをフォークで手繰り寄せて蕎麦のようにすする。クルクル巻いてお行儀よく食べたりしたらこのミートソースに失礼なのだ。三口くらい食べてから味変に粉チーズと
松井秀喜のホームランをライトスタンドで直接見ると、打った瞬間からこちらに向かって打球が暴力的に速くて、こちらに到達する瞬間は巨大化したボールが飛び込んでくるように見えた。そして、その勢いはこちらに敗北感を齎す。それくらいの破壊力のある打球速度だった。ライナーでミサイルのように突き刺す新庄のホームラン、まるでIMAXスクリーンで見ているかのような巨大な弧を描きバックスクリーンを超えていくタイロン・ウッズのホームラン。様々な敵チームのホームランを横浜スタジアムで見てきたが、松井秀喜のホームランが一番破壊力があったと思う。
その松井秀喜が来季からジャイアンツのベンチに帰って来る。その姿を見るのが楽しみであると同時に久々に読売ジャイアンツに対して「敵」と言う認識を持つ。
村上龍「トパーズ」を高橋伴明監督はどうしても映画化したかったが、村上龍自身で監督してしまったので叶わなかった。企画は少し進んでいたようでディレカンに「トパーズ」と表紙に書かれた脚本を見たことがある。その後二転三転して高橋伴明版「トパーズ」は「DOOR2」として結実したのではないかと思う。
ゴジさんが亡くなった年に村上龍氏も亡くなった。ゴジさんとは、「テニスボーイの憂鬱」含め何本か一緒にやろうとしていた。80年と言う節目。「限りなく透明に近いブルー」は伊地智啓さんプロデューサーだったこともあり、相米慎二監督がチーフ助監督。実質相米組だったと言われていた。
何か大きく時代が変わっていく気がするなあ
【作家・村上龍さん死去 74歳】
news.yahoo.co.jp/pickup/6599…
現在の実習では、撮影部と録音部の技師を其々女子が担当しているが、映画もドラマも女性の技師が少ない。大学では撮影照明、録音といった技術系が女子には人気なのに、いざ現場に出ると中々カメラマンや録音技師になっていかない。芦澤さんのような優秀なカメラマンもいるのだからもっと女子が活躍できるといいのになと思う。録音部は助手の時にブームマイクを振る力仕事に絶えられず、途中でスタジオでミキサー目指す人が多いというが、まだ撮影現場に男性優位の体育会基質が残るからだろうと思う。これも改善していかなくてはいけない。学校時代は女子の技師は多いのだから。
BS12で藤田敏八「野良猫ロック ワイルドジャンボ」
メインプロットは不良たちが、新興宗教の裏金を強奪しようとして失敗し全員死ぬと言うノアールアクションなのだが、藤田敏八の演出がアンニュイで、主人公たちがフラフラフラ何処までも不真面目なのが特徴。「野良猫ロックシリーズ」は長谷部安春監督のバイオレンス系アクションと、この「ワイルドジャンボ」と「暴走集団71」の緩くたゆたいながら自滅していく青春映画に二分される。
登場人物のなかでは地井武男だけが目的意識のある不良、藤竜也、夏夕介、梶芽衣子の3人はいつも薬でラリっていて、バイオレンスな感じは全くない。そこがまさに藤田敏八的なのだが、パキさん本人はたゆたう青春映画より「修羅雪姫」のような、造り物の世界で血飛沫が飛び交うようなケレンの映画が好きだったと聞いたことがある。そこがとても不思議だ。
映画としてはメインプロットのノアールアクションと緩い青春映画演出が今ひとつ噛み合ってないが、梶芽衣子の歌う「C子の歌」や、ハーモニカとバンジョーで呑気な空気を醸し出す玉木宏樹の音楽で、何度でも見返してしまう映画だ。
個人的には「野良猫ロックシリーズ」で、何度も見るのはベーさんではなくパキさんの方だ。
随分と後にパキさんと仕事をする機会を得たが、御本人がこの映画の登場人物たちのような浮遊感あるキャラクターで、声を荒げて演出していた長谷部監督とは対照的で映画そのものの人柄なんだなと思った。そして何処かペシミスティックな人柄がパキさん映画には反映されている。
因みにこの印象的な「ワイルドジャンボ」のテーマ曲は、その後日活ロマンポルノ「濡れた荒野を走れ」にも使われていたが、この映画の音楽の多摩澪はおそらく架空の作曲家名で、日活スタジオセンター内にあったライブラリからの選曲だったのだろう。
3年合同制作、今村昌平記念スタジオを使っての撮影とそのラッシュを見る。セットは壁を外したり、照明で光をコントロールしたり、自由度があるように見えて、それだけに人物の配置や動線が難しい。制限のあるロケセットだとこれしかできないならこうしよう。と、制限故の発想が産まれるが、こっちからもあっちからも引きが撮れるだけに演出家の「狙い」が試される。つまりセットを使い切れるかどうかが学生たちには試される。
合同制作は、初めて技術スタッフと一緒に映画制作をし、セット撮影もある実習なので完成へのハードルは高いが、だいじなのは失敗を怖れずに挑むこと。自分は学校で映画を学んだわけではなないので、実作で失敗し辛酸を舐めてきた。そしてその失敗はそのまま、自分のキャリアを汚してしまうこともある。だから、学生時代に映画を学びここで辛酸を舐めておけば、いざ商業映画を撮る時の準備ができるだろうと思う。撮影ワクチンみたいなものか。
残念ながら、学生時代の実習で監督をやって挫折を味わい、監督を諦める学生もいる。思った通りにはならないのが撮影現場なのだ。そこにジレンマがある。思った通りにはならないところから始めるのが経験値を得たものの強さだと思う。
天候、俳優との思惑の違い、撮影現場における人間関係。才能だけではどうしょうもない現実的な難関に直面し、監督は毎日が理想と挫折と妥協の繰り返しだ。そしてその妥協点を出来るだけ引き上げていくのが我々の仕事だ。
学生さんたちには今のうちに思い通りにはまずいかないのだ、を知ってほしく、その中から映画を見つけてほしいと思う。
今日もこれから、監督の脳内と現実の差がどれだけかを指導しに、ロケハンに向かう。
今日は柿生の某所で合同制作のクランクイン。芝居の段取りを見てから監督と話して、縦構図で人物を動かせる動線を作ると長いショットが撮れる事など指導。出来るだけワンカットで済むような演出。
しかし、いいロケ場所だった。柿生なので庭に柿の木もあるし。
今日から2週間学生たちは初めて技術スタッフと組んで15分の短編作品創りに精励する。








