🎊日本癌学会 2026年度 奨励賞受賞者の紹介🎊
東京大学病院 泌尿器科 髙橋潤先生
受賞課題:空間的マルチオミクス解析による後天性嚢胞腎の病態解明と予防及び治療戦略の確立
人工透析を受けている患者では、腎臓がん発症リスクが一般人口の約15倍高いとされていますが、その分子機構は十分に解明されていませんでした。高橋先生は、世界最大規模の空間的マルチオミクス解析により、長期透析患者の近位尿細管細胞がMETシグナル経路の活性化と遺伝子変異を伴ってクローン性に増殖し、後天性嚢胞腎から腎臓がんへと進展する過程を明らかにしました。本研究の発展により、透析患者の腎臓がん発症リスクの層別化や新しい診断・治療法の開発につながることが期待されます。今後のさらなるご活躍を楽しみにしています。奨励賞ご受賞おめでとうございます👏
cancer.or.jp/uploads/files/a…
#日本癌学会 #JCA #がん研究 #癌学会奨励賞 #人工透析 #腎臓がん #後天性嚢胞腎 #MET #scRNAseq #空間トランスクリプトーム
🎊日本癌学会 2026年度 奨励賞受賞者の紹介🎊
早稲田大学 理工学術院 国際理工学センター 西田奈央先生 @NaoNishidaAoki
受賞課題:生理的組織環境における細胞外小胞を介したがん微小環境形成と転移機構の解明
がんの転移を未然に防ぐことはできるでしょうか?西田先生は、生きた組織を用いて、がん細胞と周囲の細胞が情報をやり取りする仕組みを調べる画期的な実験モデルを開発しました。特に、がん細胞が放出し、細胞間で情報を伝える小さな粒子「細胞外小胞(EVs)」に注目しています。EVsが周囲の細胞に働きかける細胞間のコミュニケーションを解明し、がんの転移を防ぐ新たな治療法の開発を目指しています。今後のさらなるご活躍を楽しみにしています。奨励賞ご受賞おめでとうございます👏
cancer.or.jp/uploads/files/a…
#日本癌学会 #JCA #がん研究 #癌学会奨励賞 #細胞外小胞 #EV #エクソソーム #がん転移 #がん微小環境 #細胞間コミュニケーション
🎊日本癌学会 2026年度 奨励賞受賞者の紹介🎊
新潟大学大学院医歯保健学研究科 がん免疫学分野 時田芹奈先生
受賞課題:免疫ペプチドミクスによるがん抗原の網羅的探索T細胞認識の理解
がん細胞を狙い撃ちする新たな免疫療法を目指して、時田先生はがん細胞を見分ける目印となる「がん抗原」を探し、免疫細胞ががんを認識する仕組みを研究しています。患者さんの血液から、がん特有の「ネオ抗原」を効率的に検出する新技術「NESSIE」を開発し、ワクチンによる抗腫瘍効果を実証しました。さらに、患者間で共通する新たながん抗原も発見し、がんワクチンやT細胞療法への応用展開を目指しています。今後のさらなるご活躍を楽しみにしています。奨励賞ご受賞おめでとうございます👏
cancer.or.jp/uploads/files/a…
#日本癌学会 #JCA #がん研究 #癌学会奨励賞 #免疫ペプチドミクス
🎊日本癌学会 2026年度 奨励賞受賞者の紹介🎊
カリフォルニア大学サンディエゴ校 ムアーズがんセンター 佐藤晋彰先生
受賞課題:転写リプログラミングが駆動する希少がんの分子基盤解明と治療標的同定:側頭骨扁平上皮癌の包括的解析
耳に発生する希少がん「側頭骨扁平上皮癌」は、発症の仕組みが十分に解明されていません。佐藤先生は、患者さんのがん組織を解析し、慢性炎症に関連する遺伝子変異や、がん細胞の増殖を促すYAPという分子の異常な活性化を明らかにしました。さらに、YAPと協力するTEADの働きを阻害することで、がん細胞の増殖を抑えることを示しました。また、PITX2という別の分子もYAPと協調することから、両者を標的とする新たな治療戦略の可能性を示しました。これらの成果をもとに、新たな治療法の開発を目指しています。今後のさらなるご活躍を楽しみにしています。奨励賞ご受賞おめでとうございます👏
cancer.or.jp/uploads/files/a…
#日本癌学会 #JCA #がん研究 #癌学会奨励賞 #希少がん #外耳道癌 #側頭骨扁平上皮癌 #頭頸部癌 #トランスレーショナルリサーチ #耳鼻咽喉科
🎊日本癌学会 2026年度 奨励賞受賞者の紹介🎊
九州大学病院 整形外科 川口 健悟先生
受賞課題:骨軟部肉腫に対する分子病理学的・疫学的アプローチによる臨床病理学的特性の解明
骨や軟部組織に発生する希少がん「骨軟部肉腫」は、診断や予後予測が難しい病気です。川口先生は、がん細胞の核の形から粘液型脂肪肉腫の予後を評価する新たな方法を提案し、AIを使って骨肉腫の化学療法後に残るがん細胞を検出・定量する技術を開発しました。さらに、大規模な患者データの解析から、肉腫全体では死亡リスクに明確な改善が見られないことを示し、新たな治療戦略の必要性を指摘しています。これらの研究を通じて、より正確な診断や予後予測を実現し、治療成績の向上につなげることを目指しています。今後のさらなるご活躍を楽しみにしています。奨励賞ご受賞おめでとうございます👏
cancer.or.jp/uploads/files/a…
#日本癌学会 #JCA #がん研究 #癌学会奨励賞 #sarcoma #pathology #AI #epidemiology
🎊日本癌学会 2026年度 奨励賞受賞者の紹介🎊
国立がん研究センター 先端医療開発センター 実験動物管理室 津村遼先生
受賞課題:組織因子(tissue factor)を標的とした抗体薬物複合体の開発
がん治療の効果を高めるためには、薬を腫瘍内にいかに届けるかが重要です。津村先生は、抗体薬物複合体(ADC)の抗原からの解離速度に着目し、解離しにくいADCは腫瘍血管周囲に集積する一方、解離しやすいADCは腫瘍内に均一に分布しやすく、こうした違いが抗腫瘍効果に影響することを明らかにしました。さらに、患者由来のがんオルガノイド等を活用し、動物実験に代わる新たな薬効・毒性評価システムの開発にも取り組んでいます。今後のさらなるご活躍を楽しみにしています。奨励賞ご受賞おめでとうございます👏
cancer.or.jp/uploads/files/a…
#日本癌学会 #JCA #がん研究 #癌学会奨励賞
🎊日本癌学会 2026年度 奨励賞受賞者の紹介🎊
公益財団法人がん研究会 粂川昂平先生
受賞課題:マルチオミクス解析によるがん種横断的なエンハンサー・リプログラミングの統合的理解
粂川先生は、シングルセル解析やマルチオミクス解析を活用し、がん細胞の多様性や遺伝子発現制御機構の解明に取り組んできました。今回、多様ながん種を対象とした解析から、エンハンサー活性の再編成である「エンハンサー・リプログラミング」が、がん細胞の多様な形質の獲得に重要な役割を果たすことを明らかにしました。本研究の発展により、がんの不均一性や可塑性を支える基本原理の理解につながることが期待されます。今後のさらなるご活躍を楽しみにしています。奨励賞ご受賞おめでとうございます👏
cancer.or.jp/uploads/files/a…
#日本癌学会 #JCA #がん研究 #癌学会奨励賞 #マルチオミクス解析 #エンハンサー・リプログラミング
🎊日本癌学会 2026年度 奨励賞受賞者の紹介🎊
国立がん研究センター研究所システム疫学分野 碓井善明先生
受賞課題:ゲノム疫学的手法を用いた疾患リスク構造の解明
碓井先生は、ゲノム情報と疫学を融合した研究を通じて、疾患リスク構造の解明に取り組んできました。相同組換え修復遺伝子の生殖細胞系列病的バリアントとヘリコバクター・ピロリ感染の相互作用により胃がんリスクが著しく上昇することを明らかにしました。またTP53変異を伴うクローン性造血が骨髄系腫瘍だけでなく呼吸器疾患による死亡リスクとも関連することを明らかにしました。本研究は、新たなリスク低減策や治療戦略の開発につながることが期待されます。今後のさらなるご活躍を楽しみにしています。奨励賞ご受賞おめでとうございます👏
cancer.or.jp/uploads/files/a…
#日本癌学会 #JCA #がん研究 #癌学会奨励賞 #ゲノム疫学 #遺伝環境交互作用 #遺伝環境体細胞交互作用
🎊日本癌学会 2026年度 奨励賞受賞者の紹介🎊
慶應義塾大学医学部腫瘍センター 川﨑健太先生
受賞課題:オルガノイド培養技術を用いた上皮神経内分泌悪性化機構の解明
神経内分泌癌では、研究モデルの不足が病態解明や治療法開発の大きな課題となっていました。川﨑先生は、患者由来の神経内分泌癌からオルガノイドを多数樹立し、生物学的特性や遺伝学的特性を包括的に解析することで、上皮細胞が神経内分泌癌へと進展する悪性化機構の一端を明らかにしました。今後はこのオルガノイドを活用し、神経内分泌癌の本質的な病態理解や新たな治療法の開発につながることが期待されます。今後のさらなるご活躍を楽しみにしています。奨励賞ご受賞おめでとうございます👏
cancer.or.jp/uploads/files/a…
#日本癌学会 #JCA #がん研究 #癌学会奨励賞 #神経内分泌癌 #NEC #オルガノイド #CRISPR_Cas9 #転移 #CancerMetastasis #PhysicianScientist
🎊日本癌学会 2026年度 奨励賞受賞者の紹介🎊
国立がん研究センター東病院 網崎正孝先生
受賞課題:IL-33-ILC2経路による膵癌三次リンパ構造形成機構の解明と治療応用
膵癌の一部では、腫瘍組織内に三次リンパ組織(TLS)が形成されますが、その形成機構は十分に解明されていませんでした。網崎先生は、IL-33が2型自然リンパ球(ILC2)を活性化し、腫瘍内のTLS形成を誘導することを明らかにしました。さらに、組換えヒトIL-33治療薬によりTLS形成と抗腫瘍効果が増強されることを示し、新たな免疫治療戦略の開発につながることが期待されます。今後のさらなるご活躍を楽しみにしています。奨励賞ご受賞おめでとうございます👏
cancer.or.jp/uploads/files/a…
#日本癌学会 #JCA #がん研究 #癌学会奨励賞 #膵癌 #がん免疫療法 #TLS #ILC2 #IL33










