歌舞伎俳優がお侍さんを演じると立ち居振る舞いの美しさに思わず目を奪われる。座った姿勢からすっと立ち上がる動きも振り返る仕草も無駄がなく実に滑らか。殺陣の場面が絵になるのは舞台で重ねてきた鍛錬の賜物。磨き抜かれた所作が侍の凛とした佇まいを際立たせている。やはり稽古って大事だな。
奇を衒わずきちんと作られた時代劇はやっぱりいい。俳優たちが髷姿で現代劇とは違う正統派の芝居を見せてくれる。ストーリーは昔からよくある人情話でも衣装や美術・所作に至るまで細やかに作り込まれているから物語にも自然と引き込まれてしまう。こうした時代劇の伝統は絶やして欲しくない。
そういえば歌人・書家としても知られる江戸時代の著名な僧侶・良寛は村の法事に呼ばれた際に粗末な袈裟を着て出向くと乞食坊主と勘違いされ追い返されたが、今度は高価な袈裟で再訪すると歓迎されたので「皆さんが必要なのは私ではなく袈裟なのでしょう」と言って袈裟だけ置いて帰ってしまったそうな。
歳を重ねるとジジイもババアも髪の毛が減り肌もシミが増えて汚くなるからせめて服装だけはきれいにしとけという持論のもと毒蝮三太夫はいつもオシャレに気を使っているそうな。確かにあの歳であの体格だけど着ている服はいつも身綺麗。こういうところは積極的に見習いたい。
映画の舞台挨拶で出演者の泉ピン子が来場者に向かって「ババア」などの暴言を吐いた事で映画の監督である寺西一浩氏が裁判所に提訴したというニュースが入ってきたが、「このクソババアまだ生きてやがったのか」などの言葉を毎週のように喋っていた毒蝮三太夫が提訴されないのは彼の人徳というやつか。
ヘンリー・フォンダとジェーン・フォンダの共演が話題となった「黄昏」(1981)も親子共演映画として有名。父親と娘の葛藤を描いたお話だが実生活でも不仲が噂されていた家族だから互いの贖罪の意味で作られたという説もある。息子のピーターも父との確執が深かったが晩年は和解したらしい。ええ話や。
実際の親子が共演した映画はいろいろあるけどパッと思いつくのは「ロッキー5」「アフター・アース」「美味しんぼ」あたりか。チャーリー・シーンと父親のマーチン・シーンが共演した「ホット・ショット2」も捨てがたい。そういやこの二人は「ウォール街」でも共演済みだった。
カーチェイスでクルマがクラッシュする場面は最高に興奮するが自動車愛好家の中には貴重な名車がぶっ壊されるシーンに心を痛める人もいるらしい。高級車だろうと安物の大衆車だろうと派手にぶっ壊してくれればスカッとするんだけど「ジャンクマン」(1982)なんて壊すことしか考えてない愉快な映画。
クルマには詳しくないが70年代頃に量産されたカーチェイス映画は大好き!最近のカー・アクションは全てをCGで見せるのではなく実際に行なったスタント場面に後からCG加工で飛び散る破片や火花、炎、煙を付け足したりするのが主流。外れたタイヤが画面の真ん中に都合よく飛んできたりとか。
クルマに興味ないというと「えーっ!?」と驚かれる事がある。男はクルマ・自動車に興味を持たないとおかしいのかな。そんな同調圧力は小学生の頃から受けていたけど仕事で自動車関係の番組を作った時はクライアントやスタッフみんながクルマ好きだったので困惑したが大人の対応でなんとか乗り切った。
#スーパーカーの日
スーパーカーといってもポルシェやフェラーリには興味ないしクルマなんて単なる足ぐらいにしか考えていない自分が唯一惹かれるスーパーカーといえばこのあたりか。これならハンドルを握ってみたくなる。
TBSの金曜ドラマ「LOST10」、海猿の山岳版救助ドラマかと思って見始めたけど保険金を巡るミステリーものだったとは知らなんだ。横浜流星と小栗旬の共演が話題となっているが面白くなるかは不透明。録画してるドラマが山のようにあるので途中離脱の準備はいつでもOK。だけどがカミさんが夢中なんだな。

































