Pinned Tweet
「たった1年で県庁を辞めた」という経歴を持つ取引先の若手と話す機会があったんだけど、退職理由を聞いたら「月50時間ほど残業していたが、予算がないから15時間以上は残業申請させてもらえなかった。人をタダで働かせて何とも思わない職場がまともな訳がない」とのこと。23歳で何という慧眼だ…。
取引先とのリモート会議で、先方が「明日から、○○さんは来なくていいです」と言った。隣を見ると、名前を出された後輩はメモを取る手を止め、顔がみるみる青くなっていく。「○○の対応に、何か問題がありましたか」と課長が尋ねると、
異動してきたばかりの歳上の先輩が「この辺、何があるか分からない」と言うので、散歩がてらランチに誘った。近くの定食屋で食べ終わると「美味しかった。教えてくれたお礼」と、僕の分まで払ってくれた。職場に戻る途中、自販機の前で「コーヒー、何飲む?」と聞かれたので、「いや、もう十分
市役所で働いて2年目の頃、40代の同僚が突然職場に来なくなった。
前日まで普通に仕事をしていた人だった。
残業もしていたし、周囲と会話もしていた。
でも、ある日を境に出勤しなくなり、そのまま休職することになった。
当時の僕は、かなり衝撃を受けた。
仕事ができる人だったし、周囲から頼られている人でもあったから。
でも今思えば、仕事ができることと、心に余裕があることは別だった。
むしろ、責任感が強い人ほど、自分の限界を周囲に見せないことがある。
「大丈夫です」
「何とかします」
「もう少し頑張ります」
そう言いながら、本当はかなり無理をしている人もいる。
僕自身、市役所で働いていた頃は、多少しんどくても「まだ頑張れる」と思っていた。
でも、あの出来事を経験してから、少し考え方が変わった。
仕事は大切だし、責任を持って取り組むことも必要。
ただ、自分が壊れるまで頑張る必要はない。
真面目な人ほど、限界を迎える前に休んでほしいと思う。
市役所で働いていた頃、正直、羨ましいと思う先輩がいた。
別に仕事が楽そうだったわけじゃない。
忙しい時は普通に残業していたし、面倒な案件を抱えることもあった。
それでも、どこか楽しそうに働いていた。
新しい制度を覚えるのも苦じゃなさそうだし、市民から相談されることにも前向きだった。
一方で僕は、仕事に慣れても、できることが増えても、なかなか同じ気持ちになれなかった。
最初は、自分の仕事に対する意識が低いのかと思っていた。
でも今なら、少し違う気がする。
同じ仕事でも、やりがいを感じる部分は人によって違う。
誰かにとって天職でも、自分にとって天職とは限らない。
逆に、自分が楽しいと思える仕事を、苦痛に感じる人だっているはず。
だから、公務員を辞めた今でも「公務員はやめたほうがいい」とは思わない。
ただ、周囲が満足しているからといって、自分まで満足しているふりをする必要はない。
仕事が合わないことと、その仕事に価値がないことは、まったく別の話だと思う。
生活保護の部署にいた頃、今でも忘れられない男性がいる。病気や障害はなく、働くことに支障もない。なのに、求人を見るたびに「給料が低い」「通勤が面倒」「朝から働きたくない」と不満ばかり。ある日、さすがに疑問を感じて「そもそも、働く意思はあるんですか?」と尋ねたところ、返ってきた言葉が
同僚が作っていた資料を、頼まれてほんの少しだけ手伝った。後日、その資料が会議で褒められていて、よかったなと思って聞いていたら、同僚が「ありがとうございます。でも、この資料は」と、わざわざ話を止めて「やをらさんが見直してくれて、分かりやすくなりました」と僕の名前を出した。会議後、
「公務員の仕事なんて、マニュアル通りにやるだけでしょ」
こういう言葉を聞くたびに、生活保護のケースワーカーをしていた頃を思い出す。
同じ制度を説明しても、すぐに理解してくれる人もいれば、何度説明しても納得してもらえない人もいる。
怒鳴られることもあれば、涙ながらに相談されることもある。
制度上は同じ対応でも、相手の事情によって伝え方を変えなければならない。
マニュアルには「何をするか」は書いてあっても、「目の前の人にどう伝えるか」まで全部書いてあるわけじゃない。
もちろん、民間企業にも難しい仕事は山ほどある。
でも、だからといって公務員の仕事が簡単になるわけじゃない。
僕自身、転職してから初めて知った仕事の難しさもたくさんある。
それと同じように、市役所で働かなければ分からなかった難しさもある。
経験したことのない仕事を、外から見える部分だけで簡単だと決めつけるのは違うと思う。
どんな仕事にも、その仕事をしている人にしか分からない苦労がある。
少なくとも僕は、市役所で働いた4年間を「誰でもできる仕事をしていただけ」とは思っていない。
窓口に来た60代の男性。「整理券を取ってお待ちください」と案内すると、明らかに不機嫌な態度で番号札を取って、待合席へ。いざ順番が来て用件を聞くと、全く別の窓口で行う手続きだった。「ここまで待たせて、また移動しろって? ここでやれよ!」とブチギレ。説明しても聞かず、ついには
やをら@公務員から転職してみた。 retweeted
先輩から、部署のチャットで「手が空いてる人、これお願いできますか」と応援の要請が来たので、引き受けた。翌週も同じ依頼が来て、また対応。3週目は忙しくて手を挙げなかったら、締め切り直前に「え、今週の分対応してくれてないの?!」と、こちらが忘れてたような言い方をされた。そして
公務員から転職しようと思って求人を見始めた頃、なぜか市役所を辞める気持ちが揺らぐことがあった。
「年間休日120日以上」
「残業月20時間以内」
「賞与あり」
こういう条件を見ると、
「あれ? それなら今の職場も悪くないんじゃないか」
と思ってしまう。
実際、公務員の待遇は恵まれている部分も多い。
だから転職を考えるたびに、今の職場に残る理由が増えていった。
でも、ある時気づいた。
僕は求人票の条件と、今の職場の条件ばかり比較していた。
そもそも、なぜ転職したいと思ったのか。
それは休日が少ないからでも、賞与がないからでもなかった。
今の仕事を続けた先に、自分が望む働き方を想像できなかったからだった。
条件を比較することは大切。
でも、比較しているうちに転職を考え始めた理由まで忘れてしまったら、本末転倒だと思う。
今の職場に残るにしても、転職するにしても、最初に感じた違和感を一度整理してみる。
それだけでも、何を優先して仕事を選ぶべきか、少し見えてくる。
先輩から、部署のチャットで「手が空いてる人、これお願いできますか」と応援の要請が来たので、引き受けた。翌週も同じ依頼が来て、また対応。3週目は忙しくて手を挙げなかったら、締め切り直前に「え、今週の分対応してくれてないの?!」と、こちらが忘れてたような言い方をされた。そして
公務員を辞めて民間に転職した時、最初は自分の経験にあまり自信がなかった。
市役所で4年間働いたけど、営業をしたこともないし、売上を作った経験もない。
民間で働いている同世代と比べると、何もできないんじゃないかと思っていた。
でも、転職してしばらく経った頃、
ふと気づいた。
市役所時代の自分は、思っていた以上にいろんな仕事をしていたんだな、と。
生活保護のケースワーカーとして、複雑な事情を抱えた人の話を聞く。
制度を調べて、分かりやすく説明する。
納得してもらえない時も、感情的にならずに対応する。
その一つひとつは、
当時の僕にとって当たり前の仕事だった。
だから、特別な経験だとは思っていなかった。
でも、当たり前にできるようになるまでには、それなりの時間がかかっていたはず。
転職して初めて、
自分が積み重ねてきたものに気づいた。
公務員から転職しようとすると、どうしても「自分に足りないもの」ばかり探してしまう。
でも、これまで身につけてきたものまで否定する必要はない。
新しい仕事に挑戦すると、過去の自分を認めやすくなる気がする。
やをら@公務員から転職してみた。 retweeted
毎日定時で帰る人が、仕事をしていないわけではないことがよくわかる話。
残業している人ほど頑張っていると思われがちだけど、長く働くことと成果を出すことは別。
心理学的にも、人は目に見える努力を評価しやすく、効率よく仕事を終わらせる人の工夫を見落としがち。
大切なのは、残業時間で人を判断しないこと。自分の大変さを理由に、早く帰れる人へ嫌味を言うのは違うと感じた。


