2026年度獨協大学生涯学習講座であるオープンカレッジにて、バンドデシネについての授業を行います。5月9日から毎週土曜13時35分から9回の予定です。現在フランスやベルギーなどのバンドデシネがどのような状況か、どういうジャンルがあるか解説していきたいと思います。ぜひご興味ある方、ご都合つく方はご検討ください! dokkyo.ac.jp/extension_cente…
Atsushi KUMAKI/熊木淳 『フィクションのなかの警察』7月26日発売 retweeted
お疲れ様でした! 次回スペースは10月20日(金)20時からです。よろしくお願いします! teapaw.org/i/spaces/1NglbobNErEAL…
#バンドデシネ読みました
『Le Démon de la colline aux loups(オオカミ丘の悪魔)』読了。例によって内容見ずにジャケ買いしたのでファンタジー的なものかなと思ったら、かなりつらい話だった…。自分の住んでいるところを「オオカミ丘」と名付け、その悪魔にさいなまれている少年の話。
もちろんこれは比喩的な話で、両親にしつけと称して暴力/行を受けている。その後警察などの介入で里親に預けられたりするがすぐそこを離れて放浪しているとある女性と会って互いにひかれあうが、その女性がまた暴行されて…ととにかく救いがない。ただ演出は素晴らしく、決め所で大胆な見開きがあったりして非常に目を惹かれた。
書誌情報:
『Le Démon de la colline aux loups(オオカミ丘の悪魔)』
シナリオ:Gaët's(ゲッツ)
作画・彩色:Vincenzo Balzano(ヴィンチェンツォ・バルザーノ)
原作:Dimitri Rouchon-Borie(ディミトリ・ルション=ボリ)
出版社:Dupuis
出版年:2026年10月
bedetheque.com/BD-Demon-de-l…
Atsushi KUMAKI/熊木淳 『フィクションのなかの警察』7月26日発売 retweeted
おお
コ―マック・マッカーシー『ザ・ロード』が
BD化されていたんですね
日本でも小説や映画化作品が大評判でしたから
当時翻訳されていたらBD版も結構売れたかも?
今からでも邦訳してほしいですね
#バンドデシネ読みました
『La Route(道)』読了。確か2024年のバンドデシネの売り上げでベスト10に入ったと記憶している。いわゆるグラフィックノベルで売り上げ上位に来るのってほとんどないと思うのでびっくりした。ポストアポカリプス的な状況で子供と(おそらく)父親が放浪の旅をする話。
#バンドデシネ読みました
『Murder Ballad(マーダー・バラッド)』読了。プゴンの新作。主人公の女性がやっている小さいFM局から知らない曲が流れてきて、その曲の正体を探ろうとそこらじゅうを駆けずり回るという話。ほっときゃいいのにどんどん首を突っ込んで最悪の方へと進んでいく、という意味で前作の『ハウンドドッグ』と近い。
またモチーフとしてもアメリカのロックとかの言及が多い点が前作と共通している。アメリカだけでなくフラワートラベリンバンドとかBORISとか出てくる。最後に取り上げた曲のリストとかもあり好きな方にはグッとくるのではないか。どうでもいいが腐った牛乳を飲んで切れて投げつけるシーンが最高だった。
書誌情報:
『Murder Ballad(マーダー・バラッド)』
シナリオ・作画・彩色:Nicolas Pegon(二コラ・プゴン)
出版社:Denoël
出版年:2026年9月
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#バンドデシネ読みました
『Hound dog(ハウンドドッグ)』読了。タイトルはプレスリーの曲。2023年Fauve Polar SNCFを受賞。右腕がマヒした主人公が朝起きたらなぜか犬が傍らにおり、その飼い主を探すと、飼い主と思われる人物が火災で亡くなっていることを知り、その真相を追ううちに事件に巻き込まれていくという話。
一見して分かるように太い輪郭で特徴的な作画。彩色もグラデーションとかがなく印象に残る。受賞したのはミステリーの賞だが、非常にノワール的というか、わけわからず事件に巻き込まれるが主人公はクールというかあきらめというかわりと典型的なキャラ設定で楽しめた。
書誌情報:
『Hound dog(ハウンドドッグ)』
シナリオ・作画・彩色:Nicolas Pegon(二コラ・プゴン)
出版社:Denoël
出版年:2022年4月
bedetheque.com/BD-Hound-Dog-…
#バンドデシネ読みました
『L'Insensé(狂人)』読了。『道』を読んだのはこれを読むためだった。ラルスネの最新作。世間から離れて一日中絵を描いている老人フランシスの物語。他人と接するのは面倒を見てくれるソーシャルワーカーのヤニクと、毎週水曜日に猫の絵をもらいに来る少年のガブリエルだけ。病や老いでだんだん生活が変容していく。
『道』の作画で大変驚いたが、今作ではまた画風が代わっていた。太い輪郭と鮮やかな色合い。とりわけ彩色については黄昏時から夜にかけて外を散歩するシーンがあるが、だんだん色が失われつつ、空には星がちりばめられていく場面が非常に印象的だった。ほかのラルスネ作品も読まねばなるまい。
書誌情報:
『L'Insensé(狂人)』
シナリオ・作画・彩色:Manu Larcenet(マニュ・ラルスネ)
出版社:Dargaud
出版年:2026年10月
bedetheque.com/BD-Insense-54…
#バンドデシネ読みました
『La Route(道)』読了。確か2024年のバンドデシネの売り上げでベスト10に入ったと記憶している。いわゆるグラフィックノベルで売り上げ上位に来るのってほとんどないと思うのでびっくりした。ポストアポカリプス的な状況で子供と(おそらく)父親が放浪の旅をする話。
私のラルスネ体験は『大地への帰還』という自伝的作品以来2作目で、この作品と比べると『道』は非常に書き込みが緻密で非常に驚いた。『大地への帰還』はコメディ調でシンプルな描画だったのだが、そちらの方が例外でそもそもラルスネってこういう作家なのかもしれない。基本ダークでダスティな感じで、セリフは少ないが各コマをじっくり見てしまう。
書誌情報:
『La Route(道)』
シナリオ・作画・彩色:Manu Larcenet(マニュ・ラルスネ)
出版社:Dargaud
出版年:2024年3月
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#バンドデシネ読みました
『Saisons rouges(赤の季節)』読了。表紙見ても大体想像がつくようにおおむね山岳ベースからあさま山荘までの出来事をベースにしたフィクション。これらの事件についてあまり知らない私だが、若松孝二の映画とかで出てきたエピソードが入っていたりしていろいろ見たことあるシーンが多かった。
何よりも日本語の正確さに驚いた。これまでバンドデシネでひどい日本語ばかり見ていたので自分の中でハードルがかなり下がっていたが、おそらく作者は日本語分かる人なのかなと思った。名前からして作者は日系の方で、線の感じがなんとなく諸星大二郎。また白黒ということもあり、日本のマンガっぽい感じがした。
書誌情報:
『Saisons rouges(赤の季節)』
シナリオ・作画:Isao Moutte(イサオ・ムット)
彩色:なし
出版社:Sarbacane
出版年:2026年8月
bedetheque.com/BD-Saisons-ro…















