堺雅人さんは、ラクダが走ってもセリフを言えるように準備していました。
『VIVANT』の撮影で、ラクダに乗りながら長ゼリフを話す場面があったそうです。
当初は難しいと思われていた、ラクダを走らせる撮影。それが実現し、カメラの配置も急きょ変更されました。
現場の条件が変わる。その中でも、演技をしなければいけない。
堺さんがセリフを頭に入れて撮影へ臨む理由が、この話で少し分かった気がしました。
番組で話していたのが、
「ふざけるために準備をしています」
という言葉です。
僕はこれを、本番で起きたことに反応できるように、先に済ませられる準備をしておく、という意味で受け取りました。
次の言葉を思い出すことで精いっぱいなら、共演者の演技や、その場の変化に注意を向けにくい。十分に覚えているから、予定どおりに進まない場面にも対応できる。
勉強でも、この感覚は大切だと思います。
僕はTOEICのPart7で、英文を音読する練習をしていました。問題を解いて答え合わせをするだけでなく、文章を読む練習にも時間を使っていました。
試験では、単語の意味を思い出したうえで、文章の内容を理解し、設問と照らし合わせる必要があります。
一つの単語で長く止まると、その後に使える時間が減ってしまう。だから、基本的な語彙や文の形を、何度も確認する意味があります。
資格試験でも、用語を知っているだけで安心せず、「この条件なら、どれを選ぶか」まで練習したいです。
仕事の会議なら、説明する内容を先に整理する。よく聞かれる質問への答えを用意する。その準備があれば、当日は相手の話を聞くことにも頭を使えます。
本番で落ち着きたい時、僕なら「もっと自信を持とう」と考える前に、一つ確認します。
毎回、思い出すところから始めている基本はないか。
そこを繰り返し練習することが、本番で考える余裕につながると思います。
勉強が仕事に生きる人って「覚えたことを人に話す」「自分の仕事に当てはめる」「説明できない部分を調べる」「質問されても分かる範囲で答える」「知らなければ持ち帰る」。共通しているのが「知識を自分の外に出す機会がある」こと。
僕もTOEICの勉強法を社内セミナーで話しました。自分が解けることと、人にやり方を伝えることは、別の課題だと思います。
「音読がおすすめです」だけでは、聞いた人は動きにくい。どの教材を使うのか。何を確認しながら読むのか。どこまでできたら次へ進むのか。そこまで具体的にして、初めて試せる説明になります。
勉強したことを全部発信する必要はありません。今日覚えた内容を一つ、同僚に聞かれたつもりで説明してみる。
途中で言葉に詰まったら、そこが次に調べる場所です。
エド|大人の勉強 retweeted
自分の考えを添えて質問すると、教える側も助かりますね。
AIで作った仕組みが動かないときも、答えを聞く前に、原因だと思う所を一つ書いてみます。
予想と違ったら、どの結果を見て考え直したかを残します。正解だけを覚えるより、次に調べる順番をつかめそうです。
Replying to @edward_toeic
「質問する前に、一度自分で考えている」こと。職場で伸びていった後輩も、だんだん自分なりの仮説を添えて質問するようになりました。仮説が間違っていても、どこから考え直せばいいかが分かる。僕は、そこに成長を感じていました。
武藤十夢さんは、気象予報士試験に7回落ちています。
合格したのは8回目。約5年かかりました。
AKB48の活動をしながら大学にも通っていた武藤さん。本人出演のラジオでは、塾に通い、過去問を約10年分解いたことも話しています。
合格という結果だけを見ると、もともと勉強が得意な人の話に見えるかもしれません。でも、その前には、何度も試験を受け、勉強を続けた時間がありました。
僕がこの話で気になったのは、文系の大学で学びながら、物理や数学も必要になる試験に取り組んでいたことです。
得意な分野だけを選んで、順調に資格を増やした話ではない。
知らないことを勉強する。問題を解く。合格に届かない。それでも、また試験に向けて準備する。その過程を5年続けていたわけです。
僕も経営学部出身で、今はインフラやセキュリティの仕事をしています。資格の勉強でも、初めて出会う仕組みや用語が出てきます。
その時、すぐに理解できないことまで「自分には向いていない」の根拠にしてしまうと、学べる範囲を自分で狭めてしまうと思います。
一方で、何年でも同じことを続ければいい、とも思いません。
時間も受験料もかかります。仕事や生活との兼ね合いもあります。続けるなら、次に何をできるようにするのかを決めたいです。
僕なら、解説を読んでも分からなかった問題を一つ選びます。用語が分からないのか、仕組みがつながらないのか、計算で止まるのか。まず、止まった場所をはっきりさせる。
そこが分かれば、次に調べることや、人に聞くことも具体的になります。
他人の合格報告では、その人が何度つまずいたかまでは見えません。
今できない問題があることだけで、次の挑戦まで諦めなくていい。今日は一つ、昨日分からなかったことを分かるところまで進めたいです。
「質問する前に、一度自分で考えている」こと。職場で伸びていった後輩も、だんだん自分なりの仮説を添えて質問するようになりました。仮説が間違っていても、どこから考え直せばいいかが分かる。僕は、そこに成長を感じていました。
🥇1流は
「答えを見る前に、一度答える」
僕もTOEICのPart2では、解説を読んで納得しても、似た問題でまた迷っていました。
解説を閉じたあと、自分で答えを選べるか。復習では、そこまで確かめたいです。


















