初めての自著を出します。
『AI時代に勝つ 営業の新分業スタイル AGENT SALES』(扶桑社)
本日予約開始、8月28日発売です。
昨年末、アメリカで時差ボケの明け方に書き始めました。
きっかけは、ある経営者との「AIはHypeか、幻滅期か」という議論。営業に絞って正直に振り返ると、調べ物は速くなったが、売上は2倍になっていないし、Forecastの精度も劇的には上がっていない。AI活用に積極的なはずのうちですらそうでした。
原因はAIの性能ではなく、「営業のスキルが言語化されていないから、AIに何を渡すか決められない」ことだと考えています。「御社のトップ営業と普通の営業の差は何か?」と何百回も聞いてきましたが、具体的に答えられる会社はほとんどなかった。
だからこの本では、先に営業の力を4つに分解しました。
人間関係構築 × プロジェクトマネジメント × トーク × ナレッジ。
足し算ではなく掛け算です。どれか一つが0なら成果も0。人は必ずどこかに偏るので、その偏りをAIで底上げする。どこを人が持ち、どこをAIに渡すかを、この4つで設計する。それが「新分業」です。
営業人口はこれから10年で大きく減ります。売り手が減るのに、売る量は増やさないといけない。その転換に耐える「営業×AI」の共通言語を作りたくて書きました。
AIを入れたが営業の数字が変わらない経営者・マネージャーと、自分の仕事がどこまで残るのか気になっている現場の人に読んでほしいです。
amzn.asia/d/0hUEnvv6
詳しくはnoteに書きました
↓↓↓
猪瀬 竜馬 | amptalk CEO | 『AGENT SALES』8/28発売 retweeted
ほんこれすぎて
ハンターのはずがクロージングやインバウンドに忙殺されているケースは多い
Salesforceのアウトバウンド組織を作ったAaron Rossのクリップ。
主張はシンプルで、「開拓担当にインバウンドリードを触らせるな」。
温かいリードが来た瞬間、コールドの開拓は止まる。なのにSDRチームを持つ企業の75%が、いまだに両方を同じ人にやらせている。これがパイプラインを殺している、と。
■ Rossの話の要点
・分業と言っても、大半の会社は中途半端。SDRの75%がインバウンド対応と開拓を兼務している
・1人しかいないなら兼務も仕方ない。ただ、それでアウトバウンドが成功することはない
・開拓担当は時間の90%以上を開拓に使うべき。他の仕事が5〜15%を超えて食い込み始めたら崩れる
・原則は「やることを減らして、うまくやる」。ジュニアとクローザーを分けた後も、役割はさらに細かく専門化していく
このクリップには、Salesforceの売上$41.5Bを支えた「6つの賭け」を分解した記事がついていて、こっちも面白かったので要約する。
■ 前提の数字
・FY2026売上 $41.5B(+10%)、FY2027ガイダンス $45.8〜46.2B
・FY2027 Q1は$11.13B(+13%)、$1M超の新規契約が98件
・有料Agentforce案件は29,000件
それでもこの会社は、26年間で問い合わせてきた1億人超に折り返せていない。Benioff本人が認めている。この取りこぼしへの対処が、最新の賭けになっている。
■ Bet 1:古いやり方を敵にする
1999年のCRM市場はSiebelのものだった。CDで配布、導入に数か月、価格も高い。Salesforceは「NO SOFTWARE」を掲げ、Siebelのカンファレンス会場前で俳優にデモまでさせた。機能比較ではなく、「インストールするか、ログインするか」という働き方の対立に持ち込んだ。
応用:コールドメールにも敵が要る。「パイプライン拡大を支援します」ではなく、相手が今やっている方法を名指しして、そのコストを示す。ただ、初対面で「あなたのやり方は壊れてる」と言っても通らない。敵は1キャンペーンに1つ、テスト単位で。
■ Bet 2:実際に使う人に売る
予算を持つ経営層に売るのが常識だった時代に、毎日使う営業・マーケ・サポート担当に直接売った。痛みを毎日感じている人は返信するし、現場が欲しがれば経営層は後から承認する。
応用:痛みを感じている人に書き、その人に決裁者を巻き込んでもらう。スピードも決定的で、1分以内に連絡したリードは転換率が391%高いというデータもある。
■ Bet 3:買い手ごとにピッチを変える
担当者の即興に任せず、全員がポジショニングと反論処理の認定を受けた。CIOにはセキュリティと管理、営業マネージャーにはパイプラインと月曜朝の可視性。役割別のプレイブックをテストして、勝ったものに投資した。
応用:ペルソナごとに別バージョンを作り、各1,000通は送ってから判断する。通話で出た反論は次のスクリプトに戻す。「CEO向け」のような雑な括りではなく、その役職に固有の痛みとKPIで書く。AIが初稿を書ける今、全員に同じメールを送る理由はない。
■ Bet 4:営業を4つに割る(ここが本題)
Rossの仕組みで、$100Mの経常収益増に貢献したとされる。
①Market Response:インバウンド対応
②SDR:アウトバウンド開拓
③AE:クロージング
④Account Manager:契約後の拡大
開拓・クロージング・顧客管理を1人でやると、クロージングがいつも時間を奪って、全部が中途半端になる。分ければ、クローザーが忙しい月でも開拓は毎日回る。段階ごとに数字があるので、どこで落ちているかも分かる。
見落とされがちなのが、インバウンドとアウトバウンドの分離。温かいリードの方がいつも楽なので、兼務した瞬間に開拓が止まる。分けていたからこそ、インバウンドが好調な月にもコールドのパイプラインが枯れなかった。
始まりは2003年初頭。コールドコールで作れる有効商談は月2件で、必要なのは8件だった。幹部への短い紹介依頼メールに切り替えたら、4月には月11件になった。これが後の『Predictable Revenue』になる。
■ Bet 5:次のチャネルは作らずに買う
MuleSoft $6.5B(2018)、Tableau $15.7B(2019)、Slack $27.7B(2021)、Informatica(2025)。買ったのは、データと、それを動かす基盤と、人が話す場所。AIエージェントは読めるデータの質を超えられないので、この順番が必要だった。
応用:自社版の「MuleSoft買収」は、何かを足す前に全データを自社所有の1テーブルに集めること。アカウント、キャンペーン、返信、通話、商談を全部書き戻して、全コンタクトを適合度とタイミングでスコアリングする。
■ Bet 6:1億人の取りこぼしを取りに行く
Benioff曰く「26年で1億人以上が連絡してきたのに、人手がなくて折り返せなかった」。営業が約15,000人いても、SDRははるかに少ない。歴史的に、フォローされたリードは4件に1件だけ。世界最強の営業組織が、4件中3件を放置していた。
猪瀬 竜馬 | amptalk CEO | 『AGENT SALES』8/28発売 retweeted
Salesforceのアウトバウンド組織を作ったAaron Rossのクリップ。
主張はシンプルで、「開拓担当にインバウンドリードを触らせるな」。
温かいリードが来た瞬間、コールドの開拓は止まる。なのにSDRチームを持つ企業の75%が、いまだに両方を同じ人にやらせている。これがパイプラインを殺している、と。
■ Rossの話の要点
・分業と言っても、大半の会社は中途半端。SDRの75%がインバウンド対応と開拓を兼務している
・1人しかいないなら兼務も仕方ない。ただ、それでアウトバウンドが成功することはない
・開拓担当は時間の90%以上を開拓に使うべき。他の仕事が5〜15%を超えて食い込み始めたら崩れる
・原則は「やることを減らして、うまくやる」。ジュニアとクローザーを分けた後も、役割はさらに細かく専門化していく
このクリップには、Salesforceの売上$41.5Bを支えた「6つの賭け」を分解した記事がついていて、こっちも面白かったので要約する。
■ 前提の数字
・FY2026売上 $41.5B(+10%)、FY2027ガイダンス $45.8〜46.2B
・FY2027 Q1は$11.13B(+13%)、$1M超の新規契約が98件
・有料Agentforce案件は29,000件
それでもこの会社は、26年間で問い合わせてきた1億人超に折り返せていない。Benioff本人が認めている。この取りこぼしへの対処が、最新の賭けになっている。
■ Bet 1:古いやり方を敵にする
1999年のCRM市場はSiebelのものだった。CDで配布、導入に数か月、価格も高い。Salesforceは「NO SOFTWARE」を掲げ、Siebelのカンファレンス会場前で俳優にデモまでさせた。機能比較ではなく、「インストールするか、ログインするか」という働き方の対立に持ち込んだ。
応用:コールドメールにも敵が要る。「パイプライン拡大を支援します」ではなく、相手が今やっている方法を名指しして、そのコストを示す。ただ、初対面で「あなたのやり方は壊れてる」と言っても通らない。敵は1キャンペーンに1つ、テスト単位で。
■ Bet 2:実際に使う人に売る
予算を持つ経営層に売るのが常識だった時代に、毎日使う営業・マーケ・サポート担当に直接売った。痛みを毎日感じている人は返信するし、現場が欲しがれば経営層は後から承認する。
応用:痛みを感じている人に書き、その人に決裁者を巻き込んでもらう。スピードも決定的で、1分以内に連絡したリードは転換率が391%高いというデータもある。
■ Bet 3:買い手ごとにピッチを変える
担当者の即興に任せず、全員がポジショニングと反論処理の認定を受けた。CIOにはセキュリティと管理、営業マネージャーにはパイプラインと月曜朝の可視性。役割別のプレイブックをテストして、勝ったものに投資した。
応用:ペルソナごとに別バージョンを作り、各1,000通は送ってから判断する。通話で出た反論は次のスクリプトに戻す。「CEO向け」のような雑な括りではなく、その役職に固有の痛みとKPIで書く。AIが初稿を書ける今、全員に同じメールを送る理由はない。
■ Bet 4:営業を4つに割る(ここが本題)
Rossの仕組みで、$100Mの経常収益増に貢献したとされる。
①Market Response:インバウンド対応
②SDR:アウトバウンド開拓
③AE:クロージング
④Account Manager:契約後の拡大
開拓・クロージング・顧客管理を1人でやると、クロージングがいつも時間を奪って、全部が中途半端になる。分ければ、クローザーが忙しい月でも開拓は毎日回る。段階ごとに数字があるので、どこで落ちているかも分かる。
見落とされがちなのが、インバウンドとアウトバウンドの分離。温かいリードの方がいつも楽なので、兼務した瞬間に開拓が止まる。分けていたからこそ、インバウンドが好調な月にもコールドのパイプラインが枯れなかった。
始まりは2003年初頭。コールドコールで作れる有効商談は月2件で、必要なのは8件だった。幹部への短い紹介依頼メールに切り替えたら、4月には月11件になった。これが後の『Predictable Revenue』になる。
■ Bet 5:次のチャネルは作らずに買う
MuleSoft $6.5B(2018)、Tableau $15.7B(2019)、Slack $27.7B(2021)、Informatica(2025)。買ったのは、データと、それを動かす基盤と、人が話す場所。AIエージェントは読めるデータの質を超えられないので、この順番が必要だった。
応用:自社版の「MuleSoft買収」は、何かを足す前に全データを自社所有の1テーブルに集めること。アカウント、キャンペーン、返信、通話、商談を全部書き戻して、全コンタクトを適合度とタイミングでスコアリングする。
■ Bet 6:1億人の取りこぼしを取りに行く
Benioff曰く「26年で1億人以上が連絡してきたのに、人手がなくて折り返せなかった」。営業が約15,000人いても、SDRははるかに少ない。歴史的に、フォローされたリードは4件に1件だけ。世界最強の営業組織が、4件中3件を放置していた。
Aaron Ross built the outbound team that added $100M to Salesforce...
Its first rule: the people who prospect never touch inbound leads.
In this clip, he explains why you have to split them up.
The moment a rep gets a warm lead, cold prospecting stops.
He says 75% of companies with SDR teams still mix the two.
Salesforce did $41.5B last year, and that split is 1 of the 6 bets behind it.
The article below walks through every one of them.
猪瀬 竜馬 | amptalk CEO | 『AGENT SALES』8/28発売 retweeted
2つの役割を1人の人間に任せるなら、行動計画まで完全にマネジメントせねばならないが、多くの場合で1つの役割の人間を2人マネジメントする方が管理コストが割安で数値も好調である。
というのは有名な格言。
Salesforceのアウトバウンド組織を作ったAaron Rossのクリップ。
主張はシンプルで、「開拓担当にインバウンドリードを触らせるな」。
温かいリードが来た瞬間、コールドの開拓は止まる。なのにSDRチームを持つ企業の75%が、いまだに両方を同じ人にやらせている。これがパイプラインを殺している、と。
■ Rossの話の要点
・分業と言っても、大半の会社は中途半端。SDRの75%がインバウンド対応と開拓を兼務している
・1人しかいないなら兼務も仕方ない。ただ、それでアウトバウンドが成功することはない
・開拓担当は時間の90%以上を開拓に使うべき。他の仕事が5〜15%を超えて食い込み始めたら崩れる
・原則は「やることを減らして、うまくやる」。ジュニアとクローザーを分けた後も、役割はさらに細かく専門化していく
このクリップには、Salesforceの売上$41.5Bを支えた「6つの賭け」を分解した記事がついていて、こっちも面白かったので要約する。
■ 前提の数字
・FY2026売上 $41.5B(+10%)、FY2027ガイダンス $45.8〜46.2B
・FY2027 Q1は$11.13B(+13%)、$1M超の新規契約が98件
・有料Agentforce案件は29,000件
それでもこの会社は、26年間で問い合わせてきた1億人超に折り返せていない。Benioff本人が認めている。この取りこぼしへの対処が、最新の賭けになっている。
■ Bet 1:古いやり方を敵にする
1999年のCRM市場はSiebelのものだった。CDで配布、導入に数か月、価格も高い。Salesforceは「NO SOFTWARE」を掲げ、Siebelのカンファレンス会場前で俳優にデモまでさせた。機能比較ではなく、「インストールするか、ログインするか」という働き方の対立に持ち込んだ。
応用:コールドメールにも敵が要る。「パイプライン拡大を支援します」ではなく、相手が今やっている方法を名指しして、そのコストを示す。ただ、初対面で「あなたのやり方は壊れてる」と言っても通らない。敵は1キャンペーンに1つ、テスト単位で。
■ Bet 2:実際に使う人に売る
予算を持つ経営層に売るのが常識だった時代に、毎日使う営業・マーケ・サポート担当に直接売った。痛みを毎日感じている人は返信するし、現場が欲しがれば経営層は後から承認する。
応用:痛みを感じている人に書き、その人に決裁者を巻き込んでもらう。スピードも決定的で、1分以内に連絡したリードは転換率が391%高いというデータもある。
■ Bet 3:買い手ごとにピッチを変える
担当者の即興に任せず、全員がポジショニングと反論処理の認定を受けた。CIOにはセキュリティと管理、営業マネージャーにはパイプラインと月曜朝の可視性。役割別のプレイブックをテストして、勝ったものに投資した。
応用:ペルソナごとに別バージョンを作り、各1,000通は送ってから判断する。通話で出た反論は次のスクリプトに戻す。「CEO向け」のような雑な括りではなく、その役職に固有の痛みとKPIで書く。AIが初稿を書ける今、全員に同じメールを送る理由はない。
■ Bet 4:営業を4つに割る(ここが本題)
Rossの仕組みで、$100Mの経常収益増に貢献したとされる。
①Market Response:インバウンド対応
②SDR:アウトバウンド開拓
③AE:クロージング
④Account Manager:契約後の拡大
開拓・クロージング・顧客管理を1人でやると、クロージングがいつも時間を奪って、全部が中途半端になる。分ければ、クローザーが忙しい月でも開拓は毎日回る。段階ごとに数字があるので、どこで落ちているかも分かる。
見落とされがちなのが、インバウンドとアウトバウンドの分離。温かいリードの方がいつも楽なので、兼務した瞬間に開拓が止まる。分けていたからこそ、インバウンドが好調な月にもコールドのパイプラインが枯れなかった。
始まりは2003年初頭。コールドコールで作れる有効商談は月2件で、必要なのは8件だった。幹部への短い紹介依頼メールに切り替えたら、4月には月11件になった。これが後の『Predictable Revenue』になる。
■ Bet 5:次のチャネルは作らずに買う
MuleSoft $6.5B(2018)、Tableau $15.7B(2019)、Slack $27.7B(2021)、Informatica(2025)。買ったのは、データと、それを動かす基盤と、人が話す場所。AIエージェントは読めるデータの質を超えられないので、この順番が必要だった。
応用:自社版の「MuleSoft買収」は、何かを足す前に全データを自社所有の1テーブルに集めること。アカウント、キャンペーン、返信、通話、商談を全部書き戻して、全コンタクトを適合度とタイミングでスコアリングする。
■ Bet 6:1億人の取りこぼしを取りに行く
Benioff曰く「26年で1億人以上が連絡してきたのに、人手がなくて折り返せなかった」。営業が約15,000人いても、SDRははるかに少ない。歴史的に、フォローされたリードは4件に1件だけ。世界最強の営業組織が、4件中3件を放置していた。
猪瀬 竜馬 | amptalk CEO | 『AGENT SALES』8/28発売 retweeted
インバウンドとアウトバウンド完全に分けるってのはすんごい的を得てる気がする。基本従業員なんて楽したいだけなのでアウトバウンドなんてやらん。
Salesforceのアウトバウンド組織を作ったAaron Rossのクリップ。
主張はシンプルで、「開拓担当にインバウンドリードを触らせるな」。
温かいリードが来た瞬間、コールドの開拓は止まる。なのにSDRチームを持つ企業の75%が、いまだに両方を同じ人にやらせている。これがパイプラインを殺している、と。
■ Rossの話の要点
・分業と言っても、大半の会社は中途半端。SDRの75%がインバウンド対応と開拓を兼務している
・1人しかいないなら兼務も仕方ない。ただ、それでアウトバウンドが成功することはない
・開拓担当は時間の90%以上を開拓に使うべき。他の仕事が5〜15%を超えて食い込み始めたら崩れる
・原則は「やることを減らして、うまくやる」。ジュニアとクローザーを分けた後も、役割はさらに細かく専門化していく
このクリップには、Salesforceの売上$41.5Bを支えた「6つの賭け」を分解した記事がついていて、こっちも面白かったので要約する。
■ 前提の数字
・FY2026売上 $41.5B(+10%)、FY2027ガイダンス $45.8〜46.2B
・FY2027 Q1は$11.13B(+13%)、$1M超の新規契約が98件
・有料Agentforce案件は29,000件
それでもこの会社は、26年間で問い合わせてきた1億人超に折り返せていない。Benioff本人が認めている。この取りこぼしへの対処が、最新の賭けになっている。
■ Bet 1:古いやり方を敵にする
1999年のCRM市場はSiebelのものだった。CDで配布、導入に数か月、価格も高い。Salesforceは「NO SOFTWARE」を掲げ、Siebelのカンファレンス会場前で俳優にデモまでさせた。機能比較ではなく、「インストールするか、ログインするか」という働き方の対立に持ち込んだ。
応用:コールドメールにも敵が要る。「パイプライン拡大を支援します」ではなく、相手が今やっている方法を名指しして、そのコストを示す。ただ、初対面で「あなたのやり方は壊れてる」と言っても通らない。敵は1キャンペーンに1つ、テスト単位で。
■ Bet 2:実際に使う人に売る
予算を持つ経営層に売るのが常識だった時代に、毎日使う営業・マーケ・サポート担当に直接売った。痛みを毎日感じている人は返信するし、現場が欲しがれば経営層は後から承認する。
応用:痛みを感じている人に書き、その人に決裁者を巻き込んでもらう。スピードも決定的で、1分以内に連絡したリードは転換率が391%高いというデータもある。
■ Bet 3:買い手ごとにピッチを変える
担当者の即興に任せず、全員がポジショニングと反論処理の認定を受けた。CIOにはセキュリティと管理、営業マネージャーにはパイプラインと月曜朝の可視性。役割別のプレイブックをテストして、勝ったものに投資した。
応用:ペルソナごとに別バージョンを作り、各1,000通は送ってから判断する。通話で出た反論は次のスクリプトに戻す。「CEO向け」のような雑な括りではなく、その役職に固有の痛みとKPIで書く。AIが初稿を書ける今、全員に同じメールを送る理由はない。
■ Bet 4:営業を4つに割る(ここが本題)
Rossの仕組みで、$100Mの経常収益増に貢献したとされる。
①Market Response:インバウンド対応
②SDR:アウトバウンド開拓
③AE:クロージング
④Account Manager:契約後の拡大
開拓・クロージング・顧客管理を1人でやると、クロージングがいつも時間を奪って、全部が中途半端になる。分ければ、クローザーが忙しい月でも開拓は毎日回る。段階ごとに数字があるので、どこで落ちているかも分かる。
見落とされがちなのが、インバウンドとアウトバウンドの分離。温かいリードの方がいつも楽なので、兼務した瞬間に開拓が止まる。分けていたからこそ、インバウンドが好調な月にもコールドのパイプラインが枯れなかった。
始まりは2003年初頭。コールドコールで作れる有効商談は月2件で、必要なのは8件だった。幹部への短い紹介依頼メールに切り替えたら、4月には月11件になった。これが後の『Predictable Revenue』になる。
■ Bet 5:次のチャネルは作らずに買う
MuleSoft $6.5B(2018)、Tableau $15.7B(2019)、Slack $27.7B(2021)、Informatica(2025)。買ったのは、データと、それを動かす基盤と、人が話す場所。AIエージェントは読めるデータの質を超えられないので、この順番が必要だった。
応用:自社版の「MuleSoft買収」は、何かを足す前に全データを自社所有の1テーブルに集めること。アカウント、キャンペーン、返信、通話、商談を全部書き戻して、全コンタクトを適合度とタイミングでスコアリングする。
■ Bet 6:1億人の取りこぼしを取りに行く
Benioff曰く「26年で1億人以上が連絡してきたのに、人手がなくて折り返せなかった」。営業が約15,000人いても、SDRははるかに少ない。歴史的に、フォローされたリードは4件に1件だけ。世界最強の営業組織が、4件中3件を放置していた。
初めて営業を採用する創業者が陥りがちな大きな落とし穴がある。それは「初期のAEほど地頭の良さが必要だ」と気づいていないことだ
これが創業者にとって難しいのは、営業を「理系的な頭の良さ」で測ってしまう癖があるから。その物差しだと、ほぼ全員が不合格になる
でも実は「言葉で戦う人」の中にも、頭の良さには大きな差がある。営業の仕事は、言葉や資料を使って相手の頭の中を動かし、意思決定を導くこと。その領域で頭の悪い営業を採るか、本当に賢い営業を採るか。この差は想像以上にえげつない。前者を採ったら、後で泣くことになる
One of the biggest problems founders get into when hiring their first sellers is they don't realize that you really do need to hire *smart* AEs, at least early ones.
This ends up being hard for a lot of founders to parse because they have a tendency to evaluate sellers along a "shape rotator" axis - which pretty much all of them fail.
But it turns out that there's substantial variation in how smart a wordcel can be with their wordcel behaviors (which is what sellers spend their time doing - using words and images to guide and manipulate the mind states of counterparties) - and if you hire a knuckleheaded wordcel, versus a really smart one, boy howdy are you going to be sad.
Salesforceのアウトバウンド組織を作ったAaron Rossのクリップ。
主張はシンプルで、「開拓担当にインバウンドリードを触らせるな」。
温かいリードが来た瞬間、コールドの開拓は止まる。なのにSDRチームを持つ企業の75%が、いまだに両方を同じ人にやらせている。これがパイプラインを殺している、と。
■ Rossの話の要点
・分業と言っても、大半の会社は中途半端。SDRの75%がインバウンド対応と開拓を兼務している
・1人しかいないなら兼務も仕方ない。ただ、それでアウトバウンドが成功することはない
・開拓担当は時間の90%以上を開拓に使うべき。他の仕事が5〜15%を超えて食い込み始めたら崩れる
・原則は「やることを減らして、うまくやる」。ジュニアとクローザーを分けた後も、役割はさらに細かく専門化していく
このクリップには、Salesforceの売上$41.5Bを支えた「6つの賭け」を分解した記事がついていて、こっちも面白かったので要約する。
■ 前提の数字
・FY2026売上 $41.5B(+10%)、FY2027ガイダンス $45.8〜46.2B
・FY2027 Q1は$11.13B(+13%)、$1M超の新規契約が98件
・有料Agentforce案件は29,000件
それでもこの会社は、26年間で問い合わせてきた1億人超に折り返せていない。Benioff本人が認めている。この取りこぼしへの対処が、最新の賭けになっている。
■ Bet 1:古いやり方を敵にする
1999年のCRM市場はSiebelのものだった。CDで配布、導入に数か月、価格も高い。Salesforceは「NO SOFTWARE」を掲げ、Siebelのカンファレンス会場前で俳優にデモまでさせた。機能比較ではなく、「インストールするか、ログインするか」という働き方の対立に持ち込んだ。
応用:コールドメールにも敵が要る。「パイプライン拡大を支援します」ではなく、相手が今やっている方法を名指しして、そのコストを示す。ただ、初対面で「あなたのやり方は壊れてる」と言っても通らない。敵は1キャンペーンに1つ、テスト単位で。
■ Bet 2:実際に使う人に売る
予算を持つ経営層に売るのが常識だった時代に、毎日使う営業・マーケ・サポート担当に直接売った。痛みを毎日感じている人は返信するし、現場が欲しがれば経営層は後から承認する。
応用:痛みを感じている人に書き、その人に決裁者を巻き込んでもらう。スピードも決定的で、1分以内に連絡したリードは転換率が391%高いというデータもある。
■ Bet 3:買い手ごとにピッチを変える
担当者の即興に任せず、全員がポジショニングと反論処理の認定を受けた。CIOにはセキュリティと管理、営業マネージャーにはパイプラインと月曜朝の可視性。役割別のプレイブックをテストして、勝ったものに投資した。
応用:ペルソナごとに別バージョンを作り、各1,000通は送ってから判断する。通話で出た反論は次のスクリプトに戻す。「CEO向け」のような雑な括りではなく、その役職に固有の痛みとKPIで書く。AIが初稿を書ける今、全員に同じメールを送る理由はない。
■ Bet 4:営業を4つに割る(ここが本題)
Rossの仕組みで、$100Mの経常収益増に貢献したとされる。
①Market Response:インバウンド対応
②SDR:アウトバウンド開拓
③AE:クロージング
④Account Manager:契約後の拡大
開拓・クロージング・顧客管理を1人でやると、クロージングがいつも時間を奪って、全部が中途半端になる。分ければ、クローザーが忙しい月でも開拓は毎日回る。段階ごとに数字があるので、どこで落ちているかも分かる。
見落とされがちなのが、インバウンドとアウトバウンドの分離。温かいリードの方がいつも楽なので、兼務した瞬間に開拓が止まる。分けていたからこそ、インバウンドが好調な月にもコールドのパイプラインが枯れなかった。
始まりは2003年初頭。コールドコールで作れる有効商談は月2件で、必要なのは8件だった。幹部への短い紹介依頼メールに切り替えたら、4月には月11件になった。これが後の『Predictable Revenue』になる。
■ Bet 5:次のチャネルは作らずに買う
MuleSoft $6.5B(2018)、Tableau $15.7B(2019)、Slack $27.7B(2021)、Informatica(2025)。買ったのは、データと、それを動かす基盤と、人が話す場所。AIエージェントは読めるデータの質を超えられないので、この順番が必要だった。
応用:自社版の「MuleSoft買収」は、何かを足す前に全データを自社所有の1テーブルに集めること。アカウント、キャンペーン、返信、通話、商談を全部書き戻して、全コンタクトを適合度とタイミングでスコアリングする。
■ Bet 6:1億人の取りこぼしを取りに行く
Benioff曰く「26年で1億人以上が連絡してきたのに、人手がなくて折り返せなかった」。営業が約15,000人いても、SDRははるかに少ない。歴史的に、フォローされたリードは4件に1件だけ。世界最強の営業組織が、4件中3件を放置していた。
Aaron Ross built the outbound team that added $100M to Salesforce...
Its first rule: the people who prospect never touch inbound leads.
In this clip, he explains why you have to split them up.
The moment a rep gets a warm lead, cold prospecting stops.
He says 75% of companies with SDR teams still mix the two.
Salesforce did $41.5B last year, and that split is 1 of the 6 bets behind it.
The article below walks through every one of them.
2025年7月、そこに自社のAIエージェントを投入した。10月1日までに68,000件に再接触し、メール約156,000通、返信2,400件、会議800件を自律的に獲得。FY27 Q1にはAgentforce Salesが220,000件を処理して$42Mのパイプラインを生み、Agentforce ARRは$1Bを超えた。Qualified買収で、SDRエージェントのPiperも取り込んでいる。
返信率は約1.5%、会議は約85リードに1件。コールドリストの目安(300〜750人に1リード)よりはるかに良い。全員が一度は手を挙げた人だからだ。当たり前だけど、だからこそ放置リードは宝の山になる。
■ 自社のCRMで同じことをやるなら
1. 静かになったものを全部引っ張る:直近3〜5キャンペーンのリスト、全クローズドロスト、会議に至らなかったフォーム送信
2. 送る前にリフレッシュ:半年経ったリストは30〜50%が転職や情報変更済み。全件再検証して、予約済みの人は外す
3. 新しい角度で送る:前のメールが効かなかった相手なので、オファー・証拠・問題提起を変える。50語未満、質問は1つ
4. 返信は新規リードとして扱う:会話全文と電話番号と担当者をつけてSlackへ。AIが意図をスコアして下書きまで作り、ポジティブな返信には人が5分以内に電話する
5. 電話を足す:著者の自社事例では、メール41,150通で会議20件、架電32,577件で33件。メールでやり取り中の人は架電対象から外す
6. 定期化する:1回きりならただのキャンペーン。30〜60日ごと、最低でも四半期に1回回す。3か月前に断った人も、役割や予算や考えが変わっている
この掘り起こしの平均返信率は8〜12%で、ゴーストされた1,532人に実施した例では11.75%だったという。
■ AIの使い方で間違えやすいところ
・最大の罠はパーソナライズ。AIが書いたパーソナライズ冒頭文は返信率0.27%、名前だけのプレーンなメールは10%超。関連性は「誰をリストに入れるか」で決まり、AIの一文を足しても上がらない
・返信の分類はAI、電話は人間。ポジティブ返信に5分以内に応答すると会議化率は20〜30%、1時間後だと約5%まで落ちる
・AI SDRツールを「全員置き換え」目的で買ったチームの約80%が解約している。Salesforceは誰も手が回らなかったリードにだけエージェントを置き、クロージングは人間のまま、人員も増やし続けている
量(初回接触、追客、旧リードの掘り起こし)はエージェント、意図(ポジティブ返信、電話、クロージング)は人間、その下に両方をつなぐデータ。つまりエージェントはBet 4の4役割モデルに新しく座ったSDRであって、モデル自体は変わっていない。これが記事の結論。
■ 真似するときの失敗5つ
1. どのチャネルも機能していないのに、4役割のチームを先に作る(アウトバウンドは「すでに売れるオファー」を増幅するだけ。まず小さいリストで証明する)
2. AI SDRで全員を置き換えようとする
3. 旧リードに同じメールを再送する
4. リストをリフレッシュせずに送って、バウンスでドメインを傷める
5. 返信を放置する
■ 2026年にアウトバウンド組織を作るなら
仕事は2つに割れる。ファーストタッチはソフトウェアに任せる。リスト構築、送信、シーケンス、返信受付、旧リードの追跡を人が手でやる時代は終わった。返信は人間が持つ。理想は、ポジティブ返信に5分以内に応答して電話につなぐ専任の「リプライスペシャリスト」。
見る数字は、1人1日あたりの会議獲得数。約1.5件なら、ソフトウェアでできる作業にまだ時間を溶かしている。キャンペーンは「1リード獲得に何人に接触したか」で測る。500人未満なら強い、1,000人を超えるならオファーを変える。
構築の順番は、①自社所有のデータ(TAM全量をスコア付きで1テーブルに)→②ファーストタッチのソフトウェア→③返信対応の人間→④旧リードの定期的な掘り起こし。
最後に一応。この記事は著者のアウトバウンド代行とGTMコミュニティへの誘導記事で、数字はSalesforce・Benioffの発言と著者の自社実績からの引用。独立した検証はされていない。ただ骨格になっている「分業(Bet 4)× 放置リードのAI掘り起こし(Bet 6)」は、Rossのクリップとも一貫している。
猪瀬 竜馬 | amptalk CEO | 『AGENT SALES』8/28発売 retweeted
年収50万〜60万ドル稼ぐ営業の商談を、3週間かけて30件以上チェックした。彼は、あなたが教わってきた営業のルールをことごとく破っている
彼は商談の70%以上を自分がしゃべっている。長い独演。あらゆる営業リーダーが教えることの真逆だ
それでいて、彼はトップパフォーマーだ。
理由その1:業界への深い専門性。
彼はその領域を、チャンネルを運営できるほど熟知している。何が効いて何が効かないか、落とし穴、トレンド
だから彼が10分間しゃべり続けても、見込み客は聞き入る。相手が持っていなかった知見を教えているからだ
理由その2:揺るぎない確信。
彼は自分が売るものを信じている。それ以上に、自分が見込み客のビジネスを救っていると信じている。その熱量は伝染する
理由その3:自信と、賛否を分けるほどの率直さ
専門性と確信があるから、彼は相手に切り込める。ためらいを感じ取ると「迷いがありますね、何が引っかかっていますか?」と単刀直入に聞く
教訓は「商談でもっとしゃべれ」ではない。
専門性と確信はテク
猪瀬 竜馬 | amptalk CEO | 『AGENT SALES』8/28発売 retweeted
めーっちゃ共感。話す分量は確実にトップ営業多い。けどそれがただ単純に多いだけじゃない。お客さんの興味がどこにあるのか、わずかな時間で見極めて、そこめがけて専門的な話を深くしてる。
年収50万〜60万ドル稼ぐ営業の商談を、3週間かけて30件以上チェックした。彼は、あなたが教わってきた営業のルールをことごとく破っている
彼は商談の70%以上を自分がしゃべっている。長い独演。あらゆる営業リーダーが教えることの真逆だ
それでいて、彼はトップパフォーマーだ。
理由その1:業界への深い専門性。
彼はその領域を、チャンネルを運営できるほど熟知している。何が効いて何が効かないか、落とし穴、トレンド
だから彼が10分間しゃべり続けても、見込み客は聞き入る。相手が持っていなかった知見を教えているからだ
理由その2:揺るぎない確信。
彼は自分が売るものを信じている。それ以上に、自分が見込み客のビジネスを救っていると信じている。その熱量は伝染する
理由その3:自信と、賛否を分けるほどの率直さ
専門性と確信があるから、彼は相手に切り込める。ためらいを感じ取ると「迷いがありますね、何が引っかかっていますか?」と単刀直入に聞く
教訓は「商談でもっとしゃべれ」ではない。
専門性と確信はテク
猪瀬 竜馬 | amptalk CEO | 『AGENT SALES』8/28発売 retweeted
生成AIで聞きたいことが聞けるようになる顧客たちは、次どう動くべきかという有識者の意見を聞きたくなる。
セールスのあり方も今まで以上に顧客によって変わってくるので高度な専門性と統合的な知識による知恵が必須になる時代へ。
年収50万〜60万ドル稼ぐ営業の商談を、3週間かけて30件以上チェックした。彼は、あなたが教わってきた営業のルールをことごとく破っている
彼は商談の70%以上を自分がしゃべっている。長い独演。あらゆる営業リーダーが教えることの真逆だ
それでいて、彼はトップパフォーマーだ。
理由その1:業界への深い専門性。
彼はその領域を、チャンネルを運営できるほど熟知している。何が効いて何が効かないか、落とし穴、トレンド
だから彼が10分間しゃべり続けても、見込み客は聞き入る。相手が持っていなかった知見を教えているからだ
理由その2:揺るぎない確信。
彼は自分が売るものを信じている。それ以上に、自分が見込み客のビジネスを救っていると信じている。その熱量は伝染する
理由その3:自信と、賛否を分けるほどの率直さ
専門性と確信があるから、彼は相手に切り込める。ためらいを感じ取ると「迷いがありますね、何が引っかかっていますか?」と単刀直入に聞く
教訓は「商談でもっとしゃべれ」ではない。
専門性と確信はテク
年収50万〜60万ドル稼ぐ営業の商談を、3週間かけて30件以上チェックした。彼は、あなたが教わってきた営業のルールをことごとく破っている
彼は商談の70%以上を自分がしゃべっている。長い独演。あらゆる営業リーダーが教えることの真逆だ
それでいて、彼はトップパフォーマーだ。
理由その1:業界への深い専門性。
彼はその領域を、チャンネルを運営できるほど熟知している。何が効いて何が効かないか、落とし穴、トレンド
だから彼が10分間しゃべり続けても、見込み客は聞き入る。相手が持っていなかった知見を教えているからだ
理由その2:揺るぎない確信。
彼は自分が売るものを信じている。それ以上に、自分が見込み客のビジネスを救っていると信じている。その熱量は伝染する
理由その3:自信と、賛否を分けるほどの率直さ
専門性と確信があるから、彼は相手に切り込める。ためらいを感じ取ると「迷いがありますね、何が引っかかっていますか?」と単刀直入に聞く
教訓は「商談でもっとしゃべれ」ではない。
専門性と確信はテク
エンタープライズセールスは、教えるのが本当に難しい
セールス研修は、むしろ人を下手にすることが多い
アドバイスを真に受けすぎると、量産型の営業マンになる。いわゆる「セールス野郎」
逆に聞き流しすぎると、何ヶ月も無駄にして、緊急性もつくれない
結局は即興だ。台本は最初の商談で崩れる。
そのうえで必要なのは、
・ディールの組み立て方
・企業内のインセンティブの読み(誰が得をして、誰が損をして、誰が責任を問われるか)
・企業のプロジェクト管理(予算サイクル、購買、法務、セキュリティ審査)
そして、相手が「この人を上司や役員に会わせたい」と思える立ち位置を勝ち取ること
創業者はこの多くをショートカットできる。役員同士で話せるし、プロダクトについてその場でコミットもできる。人に任せる前に、行けるところまで自分で押し切るべきだ
どのディールも難しい
でも、一度入り込めば、ゲームは一気にこちらに有利になる。社内の組織図は競合の誰よりも詳しくなるし、追加導入のコストは初回の数分の一。そして、こちらを外すことが誰かのキャリアリスクになる
warning … just typed, longer than normal
—
the problem with enterprise sales is it is very, very hard to teach
sales training only makes you worst at it, too
if you take sales advice too hard, you become walking commodity (sales bro)
if take sales advice too little, you waste too much time or never create urgency (ineffective)
it’s a lot of improv, esp because it’s unscripted
you also need to understand good deal craft, corporate incentives, and corporate project management
and, put yourself in a position where they are willing to put you in front of their boss/exec peers
founders can short-cut this, to a point and should try to take it as far as they can
it’s really hard, every deal is hard
BUT, once you’re in … the entire game flips in your favor
トレーニングや研修が必要なら、アーリーステージのスタートアップには入るな
PCのセットアップを手伝ってほしいなら、
アーリーステージのスタートアップには入るな
最初の1ヶ月を「キャッチアップ期間」にしたいなら、アーリーステージのスタートアップには入るな
休みを限界まで取りたいなら、アーリーステージのスタートアップには入るな
入社1週目で何も出せないなら、アーリーステージのスタートアップには入るな
看板なしで売れないなら、アーリーステージのスタートアップには入るな
当たり前のことをやって褒められたいなら、
アーリーステージのスタートアップには入るな
If you need training,
Do not join an early stage start-up
If you need help setting up your computer,
Do not join an early stage start-up
If you want to spend your first month ‘getting up to speed’,
Do not join an early stage start-up
If you want max out your time off,
Do not join an early stage start-up
If you can’t ship in week one,
Do not join an early stage start-up
If you can’t sell without a brand behind you,
Do not join an early stage start-up
If you need kudos for just doing the basics,
Do not join an early stage start-up
猪瀬 竜馬 | amptalk CEO | 『AGENT SALES』8/28発売 retweeted
スタートアップの営業について、最近考えていることをまとめておく。
1創業者が営業に入っていること自体が、それだけで競争優位になる
2高単価のものを売る方が、低単価のものを売るよりはるかに簡単
3デモの主役はプロダクトではない。「これを入れると、あなたの社内での影響力がどう伸びるか」を見せる
4GTMを設計する前に、まず相手の購買プロセスを理解する
5大企業は上司のために作る。スタートアップやSMBは顧客のために作る
6ピッチの筋書きは「1+1=10」。迷う余地がないほどの価値で、かつ明らかに他と違うこと
7年額150〜300万円の商談は、エンタープライズセールスではない
8大手の有名企業こそ、スタートアップにとって初期のアーリーアダプターになることが多い
9受注率50%超は、良いサインではなくむしろ危険信号であることが多い
10SMBはエンプラより簡単ではない。マーケで勝つか営業で勝つか、そもそもゲームが違う
11エンプラで商談期間が6ヶ月を超えるなら、どこかがおかしい。相手の購買成熟度か、チャンピオンの社内影響力か
12平均契約単価が最も高くなりやすいのは、アウトバウンド
13エンプラでは、値下げしても需要はほとんど変わらない
14アップマーケットとは席数を増やすことではない。経営層にとっての価値を一段引き上げること
15ピッチが技術寄りになるほど、相手組織の中で担当がどんどん下に降ろされていく
a round-up of startup sales thoughts:
1. having the founder involved in sales process is a natural competitive advantage
2. selling high cost things is a hell of a lot easier than selling low cost things
3. demo should never be focused on the product — focus is on how it increases/grows their influence in the organization
4. need to understand their buying process before you build/define your GTM
5. corporates build for the boss, startups/SMB build for the customer
6. when you pitch, the storyline is 1 + 1 = 10, the value needs to feel like a 'no-brainer' AND really, really different
7. $10K - $20K/year deals are NOT enterprise sales
8. tier 1 logos ARE often the early enterprise adopters for startups
9. a high win rate (>50%) is often not a positive BUT negative signal
10. smb is NOT easier than enterprise, it's radically different games of marketing OR sales
11. > 6 months enterprise sales cycle means something is off - their buying maturity, influence your champion has, etc.
12. outbound sales often has highest avg. contract value
13. in the enterprise cheapening/lowering your cost seldom impacts demand
14. moving up-market is NOT about selling more seats; it’s about delivering a complete step-change in executive value
15. the more technical your pitch, the faster you’re delegated down the chain of command
SaaStrのJason。バイブコーディングの時代がほぼ終わった、と。ほとんどうまく機能するものをみんな作れなかった、と
Replying to @OnlyCFO
I think the era of vibe coding is mostly over
The promise could never really deliver for 99% of use cases. It lives on in agentic websites, and in every function being able to commit code, not just dev
But really, it is being taken over by powerful agents
There really is no need to vibe code something if Muse can do it
ハイレイヤーのアポを3000円以下のギフトで取りまくった話
スタバのギフトではなく相手のリサーチをした上でパーソナライズされたものを贈るのが大事
I've booked meetings with CROs, SVPs, and Heads of Sales using gifts that cost less than $20.
Not because of the gift. Because of the research behind it.
My approach:
Only gift top accounts. High-up targets. If I can't find a compelling reason, I don't send anything.
The gift has to be specific to THEM. Not a Starbucks gift card. Not a generic wine set.
Something that tells them "I did my homework.”
Real examples I've used:
→ A golf rangefinder to a new CRO who runs an annual charity golf tournament with a live auction. He put it in the raffle.
→ A $12 "Swing Swear Find Ball Repeat" towel to a Head of Sales who posted on LinkedIn joking he was the worst golfer at a recent event.
→ Custom ping pong balls with their company logo to a CRO whose origin story literally involved playing ping pong with the founder for hours.
→ A name plate engraved with an SVP's own internal tagline — "Culture Obsessed, Results Driven" - timed with their return to office.
→ Bacon balls for a fellow Golden Retriever owner who I knew loved their dog.
The gift isn't the play. The research is the play. The gift just proves you did it.
What's the most creative gift you've ever sent a prospect?
Full gifting process breakdown: closedwon.xyz/gifting/
All on ClosedWon
スタートアップの営業について、最近考えていることをまとめておく。
1創業者が営業に入っていること自体が、それだけで競争優位になる
2高単価のものを売る方が、低単価のものを売るよりはるかに簡単
3デモの主役はプロダクトではない。「これを入れると、あなたの社内での影響力がどう伸びるか」を見せる
4GTMを設計する前に、まず相手の購買プロセスを理解する
5大企業は上司のために作る。スタートアップやSMBは顧客のために作る
6ピッチの筋書きは「1+1=10」。迷う余地がないほどの価値で、かつ明らかに他と違うこと
7年額150〜300万円の商談は、エンタープライズセールスではない
8大手の有名企業こそ、スタートアップにとって初期のアーリーアダプターになることが多い
9受注率50%超は、良いサインではなくむしろ危険信号であることが多い
10SMBはエンプラより簡単ではない。マーケで勝つか営業で勝つか、そもそもゲームが違う
11エンプラで商談期間が6ヶ月を超えるなら、どこかがおかしい。相手の購買成熟度か、チャンピオンの社内影響力か
12平均契約単価が最も高くなりやすいのは、アウトバウンド
13エンプラでは、値下げしても需要はほとんど変わらない
14アップマーケットとは席数を増やすことではない。経営層にとっての価値を一段引き上げること
15ピッチが技術寄りになるほど、相手組織の中で担当がどんどん下に降ろされていく
a round-up of startup sales thoughts:
1. having the founder involved in sales process is a natural competitive advantage
2. selling high cost things is a hell of a lot easier than selling low cost things
3. demo should never be focused on the product — focus is on how it increases/grows their influence in the organization
4. need to understand their buying process before you build/define your GTM
5. corporates build for the boss, startups/SMB build for the customer
6. when you pitch, the storyline is 1 + 1 = 10, the value needs to feel like a 'no-brainer' AND really, really different
7. $10K - $20K/year deals are NOT enterprise sales
8. tier 1 logos ARE often the early enterprise adopters for startups
9. a high win rate (>50%) is often not a positive BUT negative signal
10. smb is NOT easier than enterprise, it's radically different games of marketing OR sales
11. > 6 months enterprise sales cycle means something is off - their buying maturity, influence your champion has, etc.
12. outbound sales often has highest avg. contract value
13. in the enterprise cheapening/lowering your cost seldom impacts demand
14. moving up-market is NOT about selling more seats; it’s about delivering a complete step-change in executive value
15. the more technical your pitch, the faster you’re delegated down the chain of command
営業では、ワンペーパー、プレゼン資料、Loom動画、その他の量産型資料は送らないと決めている
送るのは、相手のためだけに練った3行の箇条書き。もしくは、見せるべき人に向けて、相手の文脈に徹底的に合わせたストーリーで、一緒にプロダクトを触りながら「魔法」を見せる
それ以外は、相手の世界観からかけ離れすぎている
そう、これはエンタープライズ営業の話
in sales, i refuse to send one-pagers, presentation slides, loom videos, or other scaled collateral
three bullets crafted for them OR we’re in product together showing off the magic to whom needs to see it with a highly contextualized storyline
anything else, is too far removed from their world-view
yes, this is in enterprise sales
エンタープライズセールスでデジタルセールスルームは使えないという議論
以下訳
これまで売ってきたエンタープライズ相手で、デジタルセールスルームを求めてきた人は一人もいないし、価値があると考える人すらいない。
実際、そんなものを見る時間がある役員はいない。むしろ、ファネルの後半で買い手側に叩き材料を全部渡すことになるだけ。
投資家相手は別。
Replying to @markfersh
no one I’ve ever sold to has asked for digital sales room OR would even consider that valuable
Investors fact, no exec has the time … giving buy-side side all the leverage to rip it apart down-funnel
Investors, different















